SL「やまぐち」号とDL「やまぐち」号の比較③

SL「やまぐち」号乗車時注意事項

(両やまぐち号比較③)

及びやまぐち号魅力

(SL・DL「やまぐち」号102のブログ)

※今回は個人的見解、私見あり

【投稿 令和6年5月1日未明】

 

 

1 はじめに

(1)令和6年SL「やまぐち」号復活

 令和6年のやまぐち号指定席等の金額が大幅に値上げされる旨及び「令和6年5月にSL「やまぐち」号運転再開」のニュースがJRより発表されました。(旧Twitterでも関連ツイートあり)

<引用>

※引用元:JR西日本プレスリリース

※引用理由:値上げ後のやまぐち号指定席料金等について正確な金額を記載するため等

 

 

ギザギザ

<引用>

※引用元:JR西日本プレスリリース

※引用理由:令和6年5月よりSL「やまぐち」号が運転再開されることを説明するため

 

(6.4UP)

 

(2)私のやまぐち号乗車経験 

※個人的事情で恐縮ですが、私は令和3年3月~9月及び令和4年5月~令和6年1月に、DL「やまぐち」号(クリスマス号・津和野稲成号含む)に42回乗りました(一人で)。また、SL「やまぐち」号については、令和3年10月〜令和4年4月に4回乗車しました(何とか指定券が取れた時に一人で)。コロナの時については、コロナ対策を行った上で乗車しました。

※個人的事情ですが、私がDL「やまぐち」号に42回も乗車した理由は次の通りです。

<私のDD51牽引のDL「やまぐち」号乗車理由>

(あくまで私の場合)

(個人的事情)

 

理由①⇒私は、かつての山陰本線普通客車列車(詳細は過去ブログ参照)の影響でDD51牽引客車にこだわったりしていることから、この普通客車列車に瓜二つであると私が思ったDD51牽引のDL「やまぐち」号に繰り返し乗車した

理由②⇒令和3年~令和6年1月において、日本国内で気軽に簡単に乗れる客車列車はDL「やまぐち」号(DLクリスマス号、DL津和野稲成号含む)であった

理由③⇒いつDD51牽引客車に乗れなくなるか分からないため、乗れるときに乗っておく必要があった(かつての833レ等過去の経験に基づき)

 

(3)今回のブログでは

 令和6年5月にSL「やまぐち」号が運転再開となるため、私自身のDL「やまぐち」号及びSL「やまぐち」号乗車経験等に基づき、改めて両者の比較をしてみようと思います。また、SLやまぐち号に乗車するにあたっての注意事項も併せて記載しようと思います。

※#202等のブログで、勇姿の比較をしていますが、今回のブログは、乗り心地等に関する私見等も盛り込んだ内容となっています。

※SLやまぐち号、DLやまぐち号と記載する場合があります。

 

 

 

2 SLやまぐち号でのみ見られること

(1)SLやまぐち号で見られたこと①(私見)

 個人的見解・私見ですが、令和3年10月31日等にSLやまぐち号に実際に乗ってみて、SL牽引列車にのみ見られる特徴として次の点があげられると強く感じました。

<SLやまぐち号で見られたこと>
(SLやまぐち号乗車経験より)
(私見)
 

(1)車内からSL特有の煙等が見られる

 

(2)SL独自の汽笛等を聞いたりできる

 

(3)トンネルでは窓を閉めていても煙が入ってくる場合があり、服がススで汚れる場合がある(SL「やまぐち」号の場合、特に田代トンネル、白井トンネルで)

⇒よって、SL牽引列車に乗るときは、汚れてもいい服を着る必要がある。また、コロナ禍と関係なくマスクが必要かも?

 

(4)車両を触ると、すすで手指や手のひら等が汚れる場合がある

 

(5)縦揺れ(前後揺れ)が何度も発生。

 

 

(2)SLやまぐち号で見られたこと②(私見)

 個人的見解・私見ですが、令和3年10月31日等の私自身のSLやまぐち号乗車や他の方のYouTube動画や当時のニュース記事等から、次の点もDLやまぐち号と明らかに異なると感じました。

①令和3年10月23日のニュース記事の写真を見てみると、新山口駅等で写真撮影をする方の人数が黙視では圧倒的にSLやまぐち号の方が多い。

②令和3年10月31日の場合、沿線住民の方が自宅から出てSLやまぐち号に手を振る姿が非常に目立った。(令和3年~令和5年DLやまぐち号の時より目立った)

③令和3年10月31日の下り(往路)の場合、新山口駅発車直前等に、コロナ対策(換気)以外の理由で窓を開けることを推奨する内容の案内放送があった。

④令和3年10月31日の場合、宮野駅では、上下とも着物姿の若い女性がSLやまぐち号を歓迎。(私がDLやまぐち号に乗車した時は見られなかった)

⑤令和3年10月31日の場合、津和野駅では、地元の方が小旗を持ってSLやまぐち号の到着を歓迎する場面があった(令和3年~令和5年のDLやまぐち号の時よりもはるかに多い人数)。

<参考>令和3年10月23日の津和野町内等での歓迎の様子は、kazu9521氏の次の動画参照

 

 

(3)SLやまぐち号で見られたこと③

○仁保駅での作業(下りの方)※令和3年9月19日仁保駅にて自分で撮影

 

◯機関士の人数…運転業務関係2名、石炭関係作業?1名

◯機関士の制服…専用?の黒服?(正式名称等知っておられる方おられたら教えてください)

◯令和3年の乗車記念券のデザイン 令和3年時点では異なっていた

 

(4) SLやまぐち号で見られたこと④

 令和3年と令和4年については、SLやまぐち号の時は、グリーン券だけでなく指定券についても1ヶ月前に売り切れる日が続出。令和6年5月のSLやまぐち号については、ゴールデンウイークは満席、それ以外は通路側が辛うじて空いている日があるが窓側は全て売り切れ。(グリーン券はDLやまぐち号の時も1ヶ月前に売り切れていた。しかし、DLやまぐち号の時は指定券の方は1週間前でも希望する席が購入できた)

 

 

 

3 R3~R6.1のDLやまぐち号で見られたこと

(1)DLやまぐち号で見られたこと①

①横揺れはしょっちゅうあるが、縦揺れについてはほとんど発生しない。(DL牽引列車、EL牽引列車の場合、出発時及びブレーキがかかった時以外はほとんど縦揺れが発生しない)

②機関士の制服はJRの規定の制服

③DD51牽引の場合、特に事情がなければ機関士は1人

④乗車記念券のデザイン

⑤令和3年~令和4年については、3号車の電光掲示板でコロナ対策の表示があった

 

(2)DLやまぐち号で見られたこと②

STU48の瀧野由美子氏が乗車(7/17)⇒DD51牽引客車を応援

<引用>(再掲)

引用リツイートのうえ、ツイートのリンクをコピーの方法で引用

ギザギザ

 

<参考>

<引用>

※スクショで引用 (6.4UP)

※引用理由:このツイートは、アイドルが日本史上初めてDD51牽引客車を応援した出来事であり歴史上重要なツイートであるため。なお、当該ツイートについては削除されているため、やむを得ずスクショで引用

 

 

<参考>

上記のことに関して、#149や#㋐13のブログにも記載しています。

 

 

 

 (3)DLやまぐち号で見られたこと③

 指定券については、1週間前でも窓側など希望する席を取れることが多く、ワンボックスを一人で使用できる場合も非常に多かった。ただし、グリーン券は1ヶ月前でも売り切れ。

 

 

 

4  DLやまぐち号とSLやまぐち号共通点

 DLやまぐち号とSLやまぐち号の共通点として次の点があげられます。

(1)ダイヤ

 過去のやまぐち号のダイヤについては、#202、#389等のブログをご参照ください。なお、令和6年のやまぐち号のダイヤは、過去のダイヤとかなり異なっているようなので、JRのプレスリリースやSLやまぐち号ホームページ等にてご確認ください。

 

(2)放送に際して鳴らされるチャイム(ハイセンスのセレナーデ)

 

 

(3)客車はJR西日本35系客車(いわゆる新旧型客車)

<参考>
<令和3年のデータをもとにまとめた私のブログ>

 

※やまぐち号のいわゆる新旧型客車のドアは、自動ドアです

 

 

(4)コロナ対策(令和3年~令和4年) #155等のブログ参照

 

(5)トンネル区間に関する放送…仁保~篠目間及び船平山~津和野のトンネル区間については、機関車の煙が入ってきて危険なため、窓を閉めるよう案内放送がある。

 

(6)グリーン車…1号車のグリーン車は、グリーン券を持っている人以外は入れない。

(7)復路の5号車…上り(復路)については、5号車の展望デッキを誰でも使える

(8)車掌の制服…車掌はやまぐち号専用の制服着用

(9)山口県立大学学生によるSLアテンダント活動

①衣装は大正ロマン風衣装等

・山口県立大学学生によるSLアテンダント活動の衣装は、大正ロマン風衣装です。

・令和3年の場合、新山口駅における旅行服展及びDLやまぐち号におけるSLアテンダント活動がR3.3.20~R3.4.11の期間に実施。令和4年については、最終日等でSLアテンダント活動が実施。

<参考>

 

 

 

②参考 車内放送(再掲)

 令和3年4月10日のDD51牽引のDLやまぐち号におけるSLアテンダント活動について、SLアテンダントによる車内放送は次の通りでした。

SLアテンダントによる車内放送

(令和3年4月10日 上りDL「やまぐち」号)

 

 本日は観光列車DL「やまぐち」号にご乗車くださいまして誠にありがとうございます。この列車では、私たちSLアテンダントが皆様のご旅行のお供をさせていただきます。本日ご案内いたしますのは、山口県立大学文化創造学科の〇〇とわたくし〇〇でございます。なお、わたしたちSLアテンダントは、通常山口線を走る

SL「やまぐち」号車内で、SLの雰囲気にぴったりあった、着物をリメイクした大正ロマン風の衣装(大正ロマン風衣装)を身に着けて活動しております。今シーズンは残念ながら、しばらくSLの姿を見ることはできませんが、1日も早くSLが山口線に戻ってくることを願って、これまで通りの名前と衣装で精一杯つとめさせていただきます。どのSLアテンダントにもお気軽にお声がけくださいませ。よろしくお願いいたします。それでは、ただ今より、私たちSLアテンダントが、皆様のお席までお伺いいたします。本日のご乗車の記念に、DL「やまぐち」号の記念乗車証と、私たちが撮影した、SL「やまぐち」号や津和野の魅力をご案内するリーフレットを(トンネル内のためか聞き取れず)お配りします。ぜひお持ち帰りくださいませ。

ギザギザ

 

(再掲)(上記#113のブログにも掲載)

 

(10) 3号車売店やゲームコーナー等の状況

・売店ではSL関連グッズ等が販売

・ゲームコーナーについては、令和3年~令和4年はコロナのためゲームコーナーは中止、令和5年は投炭ゲームのみ再開。その他については記載省略します。

 

(11)その他

・出発式が実施される場合あり。令和4年11月の出発式では津和野町長等があいさつ(#316等のブログ参照)

・多くの方が写真を撮影(詳細記載省略)

・グリーン券は、1ヶ月前に売り切れる

・その他については記載省略

 

 

 

5 DLやまぐち号とSLやまぐち号の比較(勇姿)

(1)DL「やまぐち」号勇姿(DD51牽引)

<再掲>※令和5年7月30日新山口駅にて自分で撮影した往路のDL「やまぐち」号

 

<再掲>※令和5年8月6日新山口駅にて自分で撮影した往路のDL「やまぐち」号

 

(5.7~5.8UP)

 

 

(2)DL「やまぐち」号勇姿(DE10重連)

 記載省略します。

 

(3)SL「やまぐち」号勇姿

<再掲>

※令和3年10月31日新山口駅にて自分で撮影した往路のSLやまぐち号

 

<再掲>

※令和3年12月5日新山口駅にて自分で撮影した往路のSLやまぐち号

 

※令和4年3月27日新山口駅にて自分で撮影した往路のSLやまぐち号

 

(3.11等UP)

 

 

 

6 乗り心地(私見)(一部再掲)

 実際にDLやまぐち号とSLやまぐち号両方に乗ってみて、私はDLやまぐち号の方が乗り心地が良いと感じました(DLやまぐち号の場合、縦揺れがほとんどないため)

 

<参考>

※私のこれまでの乗り鉄の経験では、DL牽引客車、EL牽引客車の場合、出発時に少し大きくガタン、と縦揺れがすることがありますが、またブレーキがかかったときに縦揺れがする時がありますが、それ以外については縦揺れがほとんどありません(横揺れはあります)。

 つまり、ディーゼル機関車や電気機関車が牽引する客車列車の場合は、出発時とブレーキがかかる時以外は縦揺れがほとんどないので、ディーゼル機関車や電気機関車が客車を牽引する方が乗り心地が良い、と私は思いました。

 

<参考>

 実は、私自身は、SL北びわこ号に1回(平成9年)、大井川鉄道のSLに1回(平成14年)乗車したことがあり、その時は乗り心地が悪く感じましたが原因がよく分かりませんでした。しかし、今回のSL「やまぐち」号の乗車で、その原因が「縦揺れ」であることが判明しました。

 

 

 

 

7 SLやまぐち号に乗車する際の注意点(私見)

 上記のことから、次の通りだと思います。

※SLやまぐち号に乗車するときは、汚れてもいい服を着る必要がある。また、コロナ禍と関係なくマスクが必要かも?(トンネルでは窓を閉めていても煙が入ってくる場合があり、服がススで汚れる場合があるため)

 

SLやまぐち号に乗車する際、すすで手指や手のひら等が汚れるのがイヤな人は、車両や窓や窓枠等に触らないようにする。また、手指が汚れた場合に備えてウエットティッシュ等が必要かも?

 

 

 

 

 

8 その他

 SL試運転や撮り鉄マナーに関するニュースがXでも出てきています。参考までに、次のポストをご参照ください。

<引用>

※引用リツイートのうえ、ツイートのリンクをコピーの方法で添付

 

 

 

 

 

<参考文献>

SLやまぐち号の公式ホームページやブログ

X(旧Twitter)情報等

JR西日本ホームページやJRおでかけネット等

 

 

 

<Pick>

 

 

 

 

 

 

 

誤字脱字等があれば、その都度訂正します。

引用箇所について転載等禁止

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。