吉本新喜劇ファミリーナイト劇場 2024年4月29日 | 続アメマのおとしもの

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セカンドシアターのあとは、NGKでファミリーナイト劇場の観劇です。

 

 

本公演は完売してましたが、夜のファミリーナイト劇場は1階席は5割程度で、子供が結構多かったです。2階席は誰も座ってませんでした。

 

少し端ですが久々に最前列。しかし私の横には子供が4人座っていて、これが開演前から騒々しいし、しかも一人の女の子がめっちゃ口が悪い・・・。

 

4月29日19時開演、A列で観劇。

前説は山田亮、新井崇史の二人ですが、客のほとんどは「誰?」って状態でした。まぁその空気の割には笑いは取ってましたがね。

※新喜劇ネタバレ注意。

●吉本新喜劇「寛平爺さん 老いては子に従え、孫に助けられ?!」 作・演出 鳴瀬冨三子

【出演】

老人ホームの入居者・・・間寛平・やなぎ浩二・青野敏行山本奈臣実・いがわゆり蚊、老人ホームの所長・・・清水けんじ、同職員・・・新井崇史、ボランティアスタッフ・・・小寺真理、寛平の息子・・・吉田裕、寛平の孫・・・住吉大和、警官・・・山田花子、チンピラ・・・佐藤太一郎、金融屋・・・中條健一・小西武蔵・野崎塁、電器屋・・・多和田上人、大学生・・・山田亮谷川友梨

【舞台】

老人ホーム花月の里のロビー兼カフェ。

 

【あらすじ】

老人ホーム「花月の里」に入居している寛平は、息子の裕や孫の大和にお金を貸して欲しいと言われるが、自分が競馬で借金をしていて、裕らは借りる金がないと分かると帰ってしまう。

同じ入居者の青野には息子がいたが、昔に結婚を反対すると女と駆け落ちし、後に亡くなっていた。孫がどこかにいるらしいが、それも消息が掴めないでいた。

そんな時ボランティアスタッフの真理が、チンピラの佐藤に絡まれるが、佐藤が胃痛を発症してしまい、しばらく老人ホームで休むことになる。その佐藤の出生や特徴を聞くと、青野の孫の特徴と一致したのだった。そこに金融屋の中條たちが来るが、実は佐藤や真理は中條たちの仲間で、ホーム内の金のある老人を調べるために潜入していたのだった。

寛平の孫の大和も、佐藤に芸能事務所の人間だと偽っていたことがバレてしまう。寛平たちが中條や佐藤たちをやっつけ、青野は孫ではなかったことに落胆するが、実は老人ホームのエアコン修理に来ていた電器屋の多和田が青野の孫でした。

 

【雑感】

楽日の最終回ということで、かなり遊びまくっていたので、やっぱり少し時間が延びてましたね。爺さんと孫の再会という物語の芯は青野で、寛平ちゃんは主役というものの話の芯ではありませんでした。そうするとタイトルが少々違和感がありますがね。

寛平GMとして出番の少ない座員をチョイスした座組なんですが、やはりそこで出番の多い座員との差が出てしまい、結局笑いを取るのはメジャー座員になってしまうんですよね。そこを上手く使うことが出来れば、出番も増えて行くと思うのですが・・・。

回しは清水けんじが担当し、さすがは安心して回りがボケられる雰囲気を作りますが、マキザッパの握る方で寛平ちゃんの頭を叩き、カツラが割れるハプニングもあったり(笑)。

吉田裕は寛平ちゃんとドリルネタで張り切ったものの、全然上手くしてくれないのも受けてましたね。

大ベテランやなぎ浩二はやはり高齢のため、出番は少な目。

全体的にやはりオッサンオバハン連中には受けてましたあ、私の横のガキ4人は途中からトーンダウンしてました。やはりすっちーや藍ちゃん、アキが観たかったんでしょうね。

 

私個人的にはこの公演の前にセカンドシアターで寛平ちゃんを観てるので、ちょっとお腹いっぱいな感じ。こっちの方が物語的にはしっかりしてそうなのに、寛平ちゃんがやりたい放題するから、やっぱりギャグやアドリブばっかりになってしまい、肝心のお話が付けたしみたいになったのは残念。まぁ私も最前列でしたから結構笑いましたけど・・・。

こう言ってはなんですが、寛平GMも出過ぎ感は否めませんね。若手を育てたいなら、自分はもっとバックアップ体制を取らないといけないと思います。