混合列車が上灘駅を発車して来ました
客車の後ろに見えているのが上灘のプラットホーム。混合列車は各列車ごと繋がっている貨車の両数が違うのに、上灘駅のようなホームの有効長が限られている駅に客車を停止位置に止めるのにはどのようにしていたのでしょうね。
倉吉線 上灘-倉吉 1973年9月
田園の中にあった上小鴨駅を朝の通勤列車が出てきます
昨日に点けたと思われる稲藁からはまだ煙が燻っているのがわかります。遠くの中国山地は既に雪化粧していて倉吉線はすっかり晩秋の風情です。
倉吉線 上小鴨ー小鴨 1973年11月
谷間に架けられた橋梁をガタゴトと渡ります
ようやく出てきた晩秋の朝日に合造客車のオハニ61が鈍く光りました
倉吉線 関金ー上小鴨 1973年10月
山陰地方特有の観音扉のスノープロウを付けたC1141が雪化粧した霊峰大山の里を行きます
倉吉線 上小鴨ー小鴨 1973年11月
清流の小鴨川を渡る混合列車
混合列車が走る里もすっかり夏の風景です
倉吉線 西倉吉ー打吹 1973年8月
天神川の堤防を登ってきた混合列車
後ろに天女伝説が残る打吹山が見えています
倉吉線 上灘ー倉吉 1973年9月
夏草が生い茂る天神川の河原
この列車は貨車の両数が多かったので最後部に連結されている客車まで写すことができず、こんなローカル線でもこうして貨物輸送すらまだ鉄道に頼っていた時代のお話しです
倉吉線 上灘ー倉吉 1973年8月
今も廃線跡として人気のある倉吉線の とても長閑な風景の中を混合列車も走っていた頃の倉吉線の風景でした。
最後まで御覧戴いて ありがとうございました。