改札口運転会と言っても、駅で運転会を開催したわけではない。以前から当ブログをお読みいただいている方にはお馴染みだと思うけど、学生時代の仲間が緩~く集まっている、16番鉄道模型サークルの名称が「改札口」なのだ。
年に一回、今頃の季節の公開運転会開催が定例化している。大抵は大型連休後半日程になるのだが、今年は会場確保の都合で珍しく連休前半の開催となった。
ちょうど昨日は「昭和の日」。それに合わせたかのように昭和の車両が集まった・・というのはこじつけで、16番スケールの運転会ではいつものことだ。
まずは、発売されたばかりの昭和の小田急ロマンスカー。参加メンバーの青春時代の憧れだったSSE車やLSE車だが、実は通学で小田急線を利用していたメンバーが多いため、一際愛着がある。
さらに運転会で使用している組立式レイアウトの基本部分は学生時代の製作で、ちょうど7000形LSE車がデビューした頃だったから、年代物なのが分かろうというもの。
さて、天賞堂の7000形LSE車、エンドウの3000形SSE車ともに、実際の走行を見るのは初めてだが、さすがに走りは安定している。ライト類もフル装備なので、走らせてこその模型だと思う。
こちらは天賞堂が新路線として展開しているディスプレイモデルの東武6050系。専用の走行化パーツが発売されているが、揃えると結構な価格になる上、不用になるパーツも多いので販売形態を再考してほしいもの。
当鉄道から出場した近鉄10100系ビスタカー。実はこの模型を製作したのもレイアウトと同時期なので、学園祭で当レイアウトと同時にデビューを果たしている。
走行していたコンテナ列車も昭和時代の編成。グリーンのコンテナに、JNRマークと、戸口から戸口へというキャッチフレーズが並ぶ。
珍しく新世代の特急電車が出てきた。常磐線の特急「フレッシュひたち」用に製造されたE653系が、基本編成+付属編成のフル編成で快走した。長編成がノビノビと走れるスケールの大きさがこのレイアウトの特徴だ。
メンバーのなかに茨城在住者がいるため、毎回何らかの常磐線ネタが登場する。
最後に我が鉄道の24系客車「夢空間」を。ラウンジカーの室内灯が不安定だったので、集電を再調整して持ち込んだのだが、今度は安定した点灯状態を維持していてひと安心だった。
レイアウトは老朽化してきたし、参加メンバーも高齢化が進行中。この運転会、いつまで続くかな?