西武鉄道の武蔵丘車両検修場「一般公開」2024年の送迎バスは利用者限定に



西武鉄道は6月1日、武蔵丘車両検修場(埼玉県日高市)の一般公開イベント「西武・電車フェスタ2024 in 武蔵丘車両検修場」を開催する。今回は西武秩父線の開業55周年記念の位置付け。特急「ラビュー」運行開始5周年記念のイベントも行われる。開催日時は10時30分~15時30分。

西武鉄道の武蔵丘車両検修場(右)。【画像:ヒロポンフォト/写真AC】

架線作業車や保線機械の「マルチプルタイタンパー」「リニューアブルディーゼル保線機械モーターカー」の展示、電車の台車入れ作業実演、行先表示装置など車両機器の操作体験、トラバーサー乗車体験などが行われる。

また、西武秩父線などで運用された5000系特急型電車「レッドアロー」・E851形電気機関車・101系電車の10分の1モックアップも展示や、新型特急001系電車「ラビュー」の公式キャラクター「らびゅーくん」の披露なども行われる。

マルチプルタイタンパーの展示。【画像:西武鉄道】
台車入れ作業の実現。【画像:西武鉄道】
行先表示装置の操作体験。【画像:西武鉄道】
トラバーサーの乗車体験。【画像:西武鉄道】
西武秩父線で運用されていたE851形(写真は現役時代の実物)。【画像:西武鉄道】

武蔵丘車両検修場は池袋線の高麗駅から徒歩約15分。当日は飯能~高麗で臨時列車を運行し、特急「ちちぶ」も上下各4本が高麗駅に臨時停車する。昨年まで飯能駅南口~武蔵丘車両検修場で運行されていた送迎バスは、歩いて会場に向かうのが難しい人に限り利用できる事前予約制バスに変わる。このほか、武蔵丘車両検修場に直通する列車も運行される予定だ。

参加費は無料だが事前申込制。入場・申込方法は6種類を用意する。西武鉄道の公式アプリ「西武線アプリ」で電子入場券の取得する方法の場合、約5000人を募集。5月22日10時ごろから先着順で受け付ける。

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