28日の日曜日、車のタイヤを冬用から夏用に取り替えてもらってから、冬用の上着をクリーニングに出して、車から電車に乗り換えて、十三に出てきた。

駅内で散髪しようと店に行ったら混んでいたので、先に映画を観ようと駅の外に出た。

 

「サンポードシティ」というビルに入っている、「シアターセブン」でちょうどいい時間に一本あったので、観ることにした。

ビルにはカラオケ店とか飲食店などが入っているけれど、映画館以外の店には入ったことがない。

 

「ゴースト トロピック」というベルギーの映画を完賞。

ブリュッセルで清掃の仕事をしているハディージャが、帰りの最終電車で寝過ごして終点まで行ってしまって、歩いて家に帰るという話となっている。

 

これを小生に置き換えてみると、会社の最寄りの東西線の御幣島駅から乗って、降りる中山寺を寝過ごして新三田まで行ってしまったというこになる。

しかし、ハディージャの場合は地下鉄ということなので、これを神戸の地下鉄に置き換えたら、三宮から西神・山手線に乗って降りる駅の板宿を寝過ごして、終点の西神中央まで行ってしまった、というあたりになりそうだ。

 

小生も気を抜いたら目を閉じて眠りそうになってしまった。

居眠りするには最高の映画かもしれない。

 

映画のほとんどは、この終点の駅から家に帰るまでを描いている。

 

西神中央なら終電到着は0時すぎとなるけれど、映画のほうは結構いろいろな店などに立ち寄ったり、人に会ったりするので、21時とか22時くらいに終点についているのだろうか。

ベルギーの鉄道事情には詳しくはない(というか全く知らない)ので、そのへんのところはわからない。

時刻もいっさい表示されないので、そこは表示してほしかった。

 

とにかく、朝になったら話は終わってしまうので、ずっとハディージャが夜の町をいくという場面が続く。

「ヒロシのぼっちキャンプ」は夕食を終えるとすぐに朝がやって来て、エンディングとなる。

朝に終わるのは「ぼっち」と共通してるが、映画は夜が長い。

 

ラストシーンでようやく陽の光の下での場面となる。

やはり日光はありがたいなと思わせる映画だった。

 

十三から南方で御堂筋線に乗り換えて、新たに開業した北大阪急行の路線を乗りにやってきた。

途中の箕面船場阪大前駅で降りてみた。

 

駅前にはその名の通り阪大の施設とかホールなどがみられた。

建設工事も進んでいた。

 

新御堂から終点の方向を望む。