京急空港線(過去ダイヤ)

記事上部注釈
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京急空港線のダイヤを2001年からまとめます。

写真1. エアポート急行の表示が圧倒的な品川(2018年4月に撮影)

補足

管理人の所蔵時刻表の関係により、2001年~2019年については定点(2001年7月、2004年11月、2007年4月、2008年7月、2010年8月、2013年4月、2015年~2023年は毎3月ダイヤ改正の紹介とさせていただきます。

京急空港線の朝ラッシュ時のダイヤパターンの変遷

2001年7月時点では上下方向ともに急行(都営浅草線直通)が約10分間隔で運転され、このほかに線内運転の普通が10~20分間隔で運転されていました。

2004年11月時点では線内運転の普通が若干増え、パターン外の散発的な存在ですが、横浜方面直通電車も設定されいました。

2010年5月に京急蒲田の高架化が進展し、それに合わせたダイヤに変わりました(2010年7月には成田スカイアクセス線が開業し、再びダイヤ改正がありました)。

種別の再編は以下の通りです。

  • 急行エアポート急行に名称変更し、京急蒲田以南でも運転開始(横浜以北は停車駅が少なめ、横浜以南は停車駅が多め)
  • エアポート快特:京急蒲田を通過。従来のエアポート快特は都営浅草線内の停車駅の明示だったが、今回より意味が変更された。そのため、京急線内と都営線内で種別が変わることがある。

2010年8月時点では上下方向ともにエアポート急行(都営浅草線直通)が約10分間隔で運転されるほか、横浜方面からの特急が約20分間隔で設定されました。なお、横浜方面へは20~30分間隔のエアポート急行が設定されました。

2013年3月時点では下りはエアポート急行(都営浅草線直通)、特急(横浜方面)が約10分間隔で設定され、エアポート急行の間隔が開く箇所には品川始発の快特が挿入されました。上下方向とも横浜方面は間隔が開く箇所がありました。

京急空港線の日中時間帯のダイヤパターンの変遷

2001年7月時点では急行が40分に3本(10分間隔が基本で20分開くことがある)設定され、40分に1本エアポート快特が設定されていました。エアポート快特に近接する時刻(下りは続行、上りは先行)で線内運転の普通が設定され、エアポート快特が通過する駅についてもサポートされていました。

2004年11月時点では20分サイクルにエアポート快特1本、急行(都営浅草線直通)、特急(横浜方面)が各1本運転されていました。この当時は京急蒲田での空港線系統は上下方向ともに1番線が基本で曲芸ともいえるダイヤでした。下りの特急急行は5分間隔(急行→特急は15分間隔)と空港線各駅はややいびつでした(上りは7分/13分間隔)。2007年3月段階で急行が京急蒲田で若干停車し、快特を待つことで7分間隔とやや間隔は是正されています。

2010年5月に京急蒲田の高架化が進展し、それに合わせたダイヤに変わりました(2010年7月には成田スカイアクセス線が開業し、再びダイヤ改正がありました)。

種別の再編は以下の通りです。

  • 急行エアポート急行に名称変更し、京急蒲田以南でも運転開始(横浜以北は停車駅が少なめ、横浜以南は停車駅が多め)
  • エアポート快特:京急蒲田を通過。従来のエアポート快特は都営浅草線内の停車駅の明示だったが、今回より意味が変更された。そのため、京急線内と都営線内で種別が変わることがある。

2010年8月時点では20分サイクルには手を加えられず、内訳はエアポート快特1本、エアポート急行(都営浅草線方面、横浜方面各1本)に構成が変わりました。従来の横浜方面の特急は4両編成でしたが、エアポート急行に変わり、短くとも6両編成が確保された意味は大きいです。そのかわり所要時間は犠牲になり、羽田空港から横浜への所要時間が26分から32分に伸びました(新駅開業前提のダイヤになっている点もあると思いますが)。

2013年3月時点では10分間隔の快特(都営浅草線直通)、エアポート急行(横浜方面)が基本であり、40分間隔で快特ではなくエアポート快特として運転されていました(快特は40分に3本)。エアポート快特は成田スカイアクセス線経由で成田空港と直結し、両空港の連絡列車としても機能します。

2023年3月時点では横浜方面のエアポート急行が20分間隔に減便され、40分サイクルで以下の構成に変更されています。

  • エアポート快特:1本
  • 快特:1本(エアポート快特と合わせ約20分間隔)
  • 特急:2本(都営浅草線直通)
  • エアポート急行:2本(横浜方面)

エアポート急行が半減し、同等の快特特急に変更し、空港線各駅の乗車チャンスを確保した格好です。単純な減便ですが、従来は空港線内各駅と品川方面は必ず乗りかえが必要だったのに対し、20分間隔で直通電車がやってくるダイヤになりました。

京急空港線の夕方ラッシュ時のダイヤパターンの変遷

2001年7月時点では上下方向ともに急行(都営浅草線直通)が10分間隔で運転されていました。

2004年11月時点では10分間隔の急行が基本ですが、羽田空港発で約40分間隔で横浜方面の快特(京急川崎から普通)が加わっていました。

2010年5月に京急蒲田の高架化が進展し、それに合わせたダイヤに変わりました(2010年7月には成田スカイアクセス線が開業し、再びダイヤ改正がありました)。

種別の再編は以下の通りです。

  • 急行エアポート急行に名称変更し、京急蒲田以南でも運転開始(横浜以北は停車駅が少なめ、横浜以南は停車駅が多め)
  • エアポート快特:京急蒲田を通過。従来のエアポート快特は都営浅草線内の停車駅の明示だったが、今回より意味が変更された。そのため、京急線内と都営線内で種別が変わることがある。

2010年8月時点ではエアポート急行の約10分間隔の骨格は変わらず、約20分間隔の普通(横浜方面)が加わりました。京急蒲田の高架化が完成でない段階のダイヤであり、羽田空港から横浜まで所要時間が41分かかるとはいえ、大荷物を持った状態で乗ることを考えると、直通するのは大きなサービスでしょう。

2013年3月時点ではエアポート急行が10分に2本の設定が基本でした(都営浅草線直通、横浜方面が各10分間隔)。

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