データを遡ると、ラウンジカーの着手は2年前でした…

 

カウンターや机、椅子やソファーなどをモデリングし、それらを既存の床板に取り付ける方式で考えましたが、うまく固定できなかったり高さが合わなかったり、客室との仕切りを設置するのにうまくいかず放置していました。

 

 

ずっと、どう解決するか考えていましたが、結局既存の床板を切断し、新しく作った床板を取り付ける手法に切り替えました。

 

・できるだけ既存のパーツに手を入れない

・出力の都合上、大物はやりたくない(レジンの消費量と出力時間の都合)

 

という事からだったのですが、結論から言うと無理でした…(^^;

 

 

 

床板にはパーツ取付用のガイドを設置。

そのガイドに合わせ、塗装したパーツを接着していく感じになります。

 

 

出力した床板パーツがこちら。

できるだけ反りを無くす為、サポート材多めです。

一つ一つ丁寧にカットしていかないと割れるので要注意です。

 

サポート材をカットしたら底面をヤスリがけし、床板と小物を塗装していきます。

 

それぞれのパーツを瞬間接着剤で固定して内装は完成です。

位置決め用のガイドを準備したので、悩むことはありません。

 

 

車体へ取り付ける際に、黄色い丸部分が接触する為、カットします。

左側の突起は必ずカット。右側は既存のツメに引っかかるようになっているので、カットしなくても良いと思うのですが、微妙に浮く為カットしてしまいました。

 

窓から見えるラウンジ。懐かしいですね。

ホームライナー、能登、舞浜臨…。よく高崎線を駆け抜けていきました。

 

 

 


ここからは余談ですが、私が子供の頃でした。

 

ひたすら"レ"が続く時刻表を見ては「見たい!乗りたい!」と思っていました。

ムーンライトえちご、能登、北陸、あけぼの…。高崎線の1ページ目にはそんな優等列車が並んでいました。

大宮を出たら次は高崎なんて…当時はそんな時刻表を見るだけで大興奮です。

 

時刻表の「★ミ」マークと列車名…。皆さんも憧れませんでしたか??

 

 

さて、いよいよ早起きして見に行って…やってきたのは”ボンネット型”!

当時、この顔つきは図鑑で見た"151系こだま"であり、もうとっくに無くなった物と思っていて、薄暗い明け方に「生きた化石か?」と驚いた記憶があります(笑

 

当時は白山色でしたが、それでもこの顔つきが生きているとは知らず。また、目の前の高崎線を毎日走っているなんて…と。

 

 

そんな記憶が蘇りました。今は情報過多。"初めて見る"や、"初めて気づく"などの感動も減った気がします。

 

 

ゲンコツ型ですら、大きく数を減らしていたのに、ボンネット型が残っていたのは何か理由があるのでしょうか。

 

ボンネット型は古い。と勝手に思っているだけで意外と古くなかったり、実は利点があるのでしょうか。

疑問は膨らみます(笑