KATOの113系フルリニューアル製品は、2019年12月に湘南色の0番台後期形(0’番台と呼ばれるユニット窓採用の新製冷房車)、2023年5月に横須賀色の1000番台が発売されています。残る湘南色の2000番台への展開が予想されていましたが、数日前に2024年9月に発売予定と発表されました。

・ポスター KATO鉄道模型ホームページ | 発売予定品ポスター (katomodels.com)

・製品詳細 KATO鉄道模型ホームページ | 製品詳細 | 113系 2000番台 湘南色(JR仕様)/(JR東海・T編成) (katomodels.com) 

 

 

写真は旧製品(国鉄仕様)で、左からクハ111-2000番台,サロ124,サロ110-1200番台。

 

KATOのHPの製品説明によれば、JR化後の平成5年(1993年)前後の姿で、11両の基本編成がJR東日本・国府津電車区所属のK25編成、東京方に連結される4両の付属編成がJR東海・静岡運転所所属のT1編成を製品化。基本編成のグリーン車は2階建てサロ124(4号車)とサロ110-1200番台(5号車)、中間付随車はトイレ付のサハ111-1000番台(8号車)とし、付属編成はJR東海車の特徴である灰色下回りを装着。両編成とも、JR無線アンテナを搭載し前面Hゴムを黒色、側面Hゴムは基本編成が灰色/付属編成は黒色で再現するとのことです。

 

更に特筆されるのは、化けサロと呼ばれている余剰になった特急用グリーン車(元、サロ489)を近郊型に改造したサロ110-350番台が単品で発売されることです。

サロ110-350番台は、昨年5月に発売された113系1000番台 横須賀・総武快速線 7両基本セット(品番10-1801)のグリーン車(4号車)として製品化された写真のサロ110-1350番台(→こちら)と同型車両であり、新規金型ではなく湘南色に塗装変更してサロ110-358として製品化されるものと思われます。KATOのHPに記載の通り、2階建てグリーン車(4号車のサロ124)と差し替える(トイレを5号車側に向けて連結する)ことで、編成に変化を付けることが出来ます。

 

また、2階建てグリーン車(4号車のサロ124)を残して、サロ110-1200番台(5号車)と差し替える場合には、実車写真(5号車:サロ110-356+4号車:サロ124-2)の様に、サロ110-350番台を方向転換して(トイレを4号車側に向けて)連結することになります。(実車写真→こちら

 

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