ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

東急6000系6102F

2024年04月28日 07時00分00秒 | 写真

 2008年に東急大井町線の急行が運転されるようになりました(正確には復活です)。そのために登場したのが2代目6000系で、6両編成6本が一気に投入されました。今回は、そのうちの6102Fです。3号車にQ SEAT車のデハ6302を連結しています。

 まずは田園都市線鷺沼駅(DT14)2番線に到着するところです。ここで各駅停車中央林間行きに接続します。

 6000系は、2008年からしばらくの間は6両編成でしたが、2017年に全て7両編成となりました。このため、サハ6300形がサハ6400形に、デハ6400形(パンタグラフなし)がデハ6500形に、デハ6500形(パンタグラフ2基)がデハ6600形に、クハ6600形がクハ6700形に改められています。

 さらに、2019年には有料座席指定車であるQ SEAT車の導入のため、6101Fのデハ6103と6102Fのデハ6203が、車番はそのままでありながらロングシート車からオレンジ色のQ SEAT車に置き換えられました。たまたま、長津田駅(DT20、KD01)で置き換えられる前のデハ6301およびデハ6302の甲種回送の様子を撮影していたので、「甲種回送(長津田駅→逗子駅) Q SEAT車に置き換えられる前の東急6000系デハ6301+デハ6302(+DE10 1666)」を御覧ください。ちなみに、前のデハ6301およびデハ6302は目黒線で運行される5080系の8両編成化のために改造されており、5189Fのデハ5189および5190Fのデハ5190になっています。

 青葉台駅(DT20)1番線から長津田駅に向けて発車したところです。

 6000系が登場した2008年の大井町線急行は大井町駅(OM01)から二子玉川駅(OM15、DT07)までの区間で運転されていました。正真正銘の大井町線急行であった訳です。但し、僅かながら田園都市線に乗り入れる運用はあったと記憶しています。2009年7月には、大井町線の営業運転区間が溝の口駅(DT10、OM16)まで延伸されます(あくまでも営業運転の区間であり、正式の区間が延長された訳ではありません)。それとともに急行の運転区間も大井町駅から溝の口駅までとなりました。2012年3月には土休日に田園都市線へ直通する急行が増やされました。さらに、2019年10月には平日の日中にも大井町線と田園都市線を直通する急行が増えました。

 田園都市線・半蔵門線の10両編成に比べれば短いものの、大井町線・田園都市線を直通する急行は使い勝手がよく、私もよく利用しています。


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2 コメント

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Unknown (showabito-toshiyan226)
2024-04-29 04:40:26
大井町線Qシート導入と、目黒線8両化に伴い5080系に転用された元初代デハ6301・6302ですが、ウチの近所を走る相鉄本線海老名口にもよく入線します。
大井町線6000系時代の斜めストライプの跡が、今もうっすら残っているほか、オレンジ系の内装がかなり目立ちます。さすがに旧車番は読取りにくくなりましたが。
やはり、痕跡は (川崎高津公法研究室長)
2024-04-29 22:41:17
9000系9006Fおよび8500系8634Fも、TOX BOXのラッピングの跡が見えましたし、6000系の各編成も車両番号を変えられたことがわかる痕跡が残っています。
わかるものですよね。

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