熱海にとうちゃこ。

ここからは椅子取りゲーム。

15両編成から3両への乗り換え。

東京にいたころ18きっぷで関西に帰ることも多々あったんだが、静岡は毎回毎回椅子取りゲームで。

15両から3両編成へ乗り移るとかね。血管詰まって死ぬかと思うくらい混雑する。

しかもロングシートの211系なんですよ。

これで長い長い静岡を端から端まで小刻みに乗り換えをしながら横断する。

18きっぱーが「死の静岡」と呼ぶ所以である。

 

しかし・・・

おぉ~!6両編成か。

こりゃワンチャン座れるかもしれん。

 

そして列車が入線。

すると

おぉぉぉぉぉぉ~~~!!!

313系だ!!!

説明しよう。

313系電車とはJR東海の近郊型電車である。

セントラルライナーとして使われたこの8000番台はクロス転換シートの列車。

ロングシートではないのでパーソナルスペースが確保され快適な睡眠が約束されているのである。

いや~ラッキーラッキー。

つーかJR東海の静岡支社も改心したんだな。

これならいくら長い静岡でも快適な移動ができるってもんである。

 

 

というわけで列車は西に向けて走る。

今回の静岡での乗り換えは2回。熱海を出ると静岡と浜松。

わりかしロングランなのでゆっくり寝られる。

 

しかしこのエリアは僕を安らかに眠らせてくれない。

おっ、富士山ハロー。

三島あたりから富士の間は

こんな感じで富士山が「はい、ひょこりはん!」って感じで

ひょっこり出てくる。

 

まぁ正確にいうとそこに富士山はあるのだが、建物や手前のお山が邪魔してなかなか全容をゆっくり拝ませてくれない。

で、列車は沼津へ。

ほぃ、沼津。

沼津についてずっと不思議に思ってたことがある。

沼津って「ぬまづ」でしょ?

じゃ、NUMADUなんじゃねーのって。

大学の頃ね、同じサークルに沼津の子がいましてね。

でね、そいつに聞いたの。

なんで沼津ってNUMADUじゃなくてNUMAZUなの?って

するとそいつは答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「知らん!」

さいでっか。すんまへんな。しょうもないこと聞いて。

沼津を超えると富士山の姿がすっきり見える。

富士山ね、南アルプスのお山の上からはよく見える。

あ、あの右側のぽちっと出たとこが宝永山ね。

宝永火口の宝永山。

山に登ってて見えて気分が上がるお山が2つある。

一つは槍ヶ岳。

そしてもう一つがこの富士山。

やっぱこの2座は別格ですよ。

みんな大好きである。

下のもこの夏、学校行事で登るんですよ。

その時用に装備を買うからね。

これをきっかけに山登りを始めてほしいんだけど・・・。

ダメかね???

そして列車は富士にとうちゃこ。

富士に富士宮に富士吉田。

富士山の周りには静岡・山梨に限らず富士山の周りには富士と名のつく地名が多い。

ブルートレインにもありましたな。富士。東京ー南宮崎、終わりの方は東京-大分を結んでた。



で、富士を過ぎると見るべきものもないので(おっと失礼!)爆睡。

気が付けば東静岡となり

やがて列車は静岡へ。

列車自体は島田まで行くんだが静岡で下車。

ここで、当駅始発の浜松行きへ乗り換え。

おぉ~またまた6両編成だ。

で、またまたクロス転換シート。

快適だ~。

で、乗り換え時間を利用して新聞を購入。

ほんとは地元紙読みながら旅をするのが好きなんだが売ってなかったのでやむなく毎日。

いや~小林製薬大変ですなぁ~。

就活で受けましたよぉ~。

エントリーからの1次で落ちましたけど。

で、ここで取り出しましたるは札幌が誇る地元のビール。

静岡麦酒。

旨し!!!

ほぉ~、子育て支援金ですか。

なになに?健保組合は850円引かれるんですか。

なんかあれだな。

給料が上がってもこんなところでちまちま引かれるよな。

とはいえ、子育ては支援せんとな。

子供を増やさんと国が滅びるからな。

よし!払いましょう!

ま、自動的に引かれるんで払うも払わんもないんだが。

おぉ~ふしぎ発見が終わるんですな。

僕が小学生の頃からやってたんだよな。

土曜日、嫌々やらされてた剣道から帰ってきたらやってた。

これを見ると晴れて土曜日のお役目を終えてお休みに入れる気分になったもんである。

これ、後から知ったんだが縦読みすると「38年ありがとう今後は皆さんがミステリーハンターだ」となってる。

 

おぉ~咲きましたねぇ。

靖国神社も咲いとった・・・と思ったら、あらあら靖国神社の桜じゃないの。

あれが東京の桜の標本木だったのね。

カープは昨日負けたらしい。

ドラ1の度会が大活躍。

ドラ2の松本君も頑張ってほしい。

そうねぇ。

お菓子業界も大変ねぇ。

そして列車は終点の浜松へ。

浜松ではよーいドンの椅子取りゲームだったので写真は無し。

 

その後、爆睡を続け

終点の豊橋へ。

この辺りは小刻みの系統だがここからは一気に米原へ。

 

そして爆睡しながら

列車は名古屋へ。

去年の9月以来だな。

やっとかめだなも。

 

新聞も読み終わり、暇なのでネットのニュースを見る。

だってさ。

けどこれって私立の学校側への負担が大きいらしいよ。

やるなら学校側へのフォローもいるよな。

でなきゃ学校側も質を落とさざるを得ない。

で、岐阜。

岐阜の「阜」ってここ以外で使うことなくない???

 

 

大垣を過ぎ関ヶ原も過ぎると何やら列車の調子がおかしくなる。

ノロノロ運転が始まり遅れが出始めた。

「おいおい何やってんの???」

マジか~!

まさしく現場やんけ!!!

米原では1分乗り換えですよ。

乗り遅れたら川西まで帰れん。

つーか米原で待ってくれるよね???

しかもこの時間は米原発の新快速の運行は終わっており走るのは快速という名の「ほぼ」各駅停車のみ。←ちなみにこいつは途中で「快速」に変身する。

野洲で新快速に乗り換えなんだが、米原で待ってくれたとしても野洲で置いてけぼりを食らうと大阪で足止めである。

 

米原に着くと件の快速電車は待っていてくれた。

乗り移れぇぇぇぇぇ~。

ぶひぃ~。

乗り換えた。

座席も確保できた。

で、寝てる間に野洲へとうちゃこ。

ここ最近、遅い時間だとここで乗りかえである。

乗り込むのは14分後の当駅始発の新快速。

14分もあとに出発するんだが途中で先行する大阪行き(普通だけど快速)をぶち抜く。

関東の人が「化け物列車」とうらやましがる所以である。

ちなみにその昔神戸の支店に通っていたころ、酔っぱらって「ぶらり途中下車の旅」に出てしまい目覚めるとど深夜のこの駅。

終点かつ折り返す電車もなかったため降りるしかなく、ビジネスホテルに泊まったんだが、その時この駅が「やす」であることを知る。それまでず~っと「のす」だと思ってた。

その後眠りこきながら尼崎へとうちゃこ。

そしてこの旅最後の乗り換え。

宝塚線の新三田行きに乗り込み

川西池田にと~ちゃこ!

時刻は0時半。

眠い!

というわけで帰宅。

とっとと風呂に入って二日ぶりに朝までぐっすり寝ましたとさ。

 

おしまい

 

 

いや~車中泊2泊3日の旅に1か月かけちゃったよ。

延べ12回。

全部書くからね。

そりゃ長くなるわ。

というわけでお付き合いありがとうございました。