東武佐野線吉水駅から佐野駅に戻り、12時29分発の列車で高崎駅へ向かいます。

 

閑散時間帯にもかかわらずやってきたのは6両で、ほぼほぼ空気輸送状態。乗り込んだ最後尾は一時貸し切りになるほどでした。

 

それでも13時32分到着の前橋駅からは一気に乗客も増え、群馬県の2大都市をつなぐ路線らしい雰囲気が漂ってきます。そして定刻の13時47分に終点高崎駅到着。

 

 

帰路はここからグリーン車の締めくくり乗車をする予定ですが、さすがにこの時間に帰るのは早過ぎます。ということで、ここ最近とんとご無沙汰であった信越本線に乗り、未訪問駅の磯部駅まで往復してこようと思います。

 

30分ほど待ち時間があるので、トイレを済ませしばし休憩の後発着ホームへ行くと、14時23分発の横川行きはすでに入線済み。

 

 

 

ベンチよりは座り心地がいいので、車内でのんびり発車を待つことにします。

 

そして定刻になり高崎駅を発車。『信越』とは名ばかりで、信濃にも越後にも行くことはない信越本線の列車は、磯部駅には14時41分の到着。予定通りここで下車します。

 

 

 

駅舎は小さいながらも清潔感があり、きれいに整備されていましたが、それよりも目についたのがこちら。

 

 

 

どうやらここは、温泉記号『♨』発祥の地のようです。ちなみにいつから使われてたのか気になったので調べてみると、江戸時代万治年間からとのこと。てっきり奈良時代とか平安時代とかの大昔からかと思っていましたが、思ってたより最近で、逆にびっくりしましたw

 

それでも何かの発祥の地というのは、それだけでアピール材料になるようで、駅前だけでもいろいろなところにそれ関連の表記がありました。でもこの記号って、ひと目で温泉ってわかるし、最初に使い始めた人たちはホント凄いなと思います。

 

およそ40分の滞在でおもしろ発見があった磯部駅をあとにし、高崎駅へ戻ります。

 

 

高崎駅では恒例の登利平へGO! 昼の日高屋に続き、関東のローカルチェーン個人ランキング1位2位をはしごすることができました。ちなみに3位はぎょうざの満洲かな? 静岡にいてはなかなか行くことができないこれらの店たち。地元関東民からすればたいした店ではないかもしれませんが、私にとってはそれだけで気分が上がるとっておきのスポットではあります。・・・ていうか、\1,930は頼み過ぎたw 超満腹で16時40分発の上野東京ライン平塚行きの4号車グリーン車に乗り、惜別乗車を楽しみたいと思います。

 

 

おそらくこれが最後になると思われる普通車グリーン車。本来であれば名残惜しく車窓などを楽しむべきかもしれませんが、結局いつものようにほとんどの区間を爆睡してしまい、茅ケ崎駅で後続の熱海行きに乗り継ぎます。

 

ちなみにここでは平屋席を選び、行きと併せグリーン車全フロアを堪能することができました。

 

そして熱海駅からは20時49分発の行きに乗り、草薙駅到着は21時57分。これですべてが終わりました。

 

 

ん? ベビーカステラって、出店が出てたのかな? まぁいいや。

 

ダイヤ改正を3日後に控え、今日でグリーン車は乗り納めになるかと思います。さらに言うと、夏以降の青春18きっぷの概要も現時点では発表されていないことからも、今後私の鉄旅を取り巻く環境は大幅に変わっていくかもしれません。

 

ただそんな中でも、自分の旅のスタイルは、時代に適応しつつも維持していけたらなと考えています。

 

これからもまだまだ旅を楽しむぞ!!

 

それではまた、次の旅でお会いしましょう。