この時間は,私鉄乗り潰し旅をお送りします。
今回は滋賀県の近江鉄道の完乗を目指します。
本日は、本線と多賀線の分岐駅、高宮駅を探検します。
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では,ごゆっくり!
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この日、3回めの通過でようやく下車した高宮駅です。
彦根市にある駅なんですね。
本線と多賀線の分岐駅ですがどんな駅なのでしょう?
構内は、私鉄にありがちな三角形の敷地、左端の列車が多賀大社前駅から乗ってきた車両、左奥が多賀線多賀大社前駅方面、右奥が本線の貴生川駅方面です。
なお、私が訪問する10日ほど前に、カーブしている多賀線のレールで多賀大社駅発米原駅行きの列車が脱線事故を起こしています。
負傷者が出なかったのは幸いでした。
多賀線と本線が分岐するホームの奥は広くなっていて、その端に古そうな待合室がありました。
構内は地表連絡、三角ホームから構内通路を渡って駅舎側ホームに向かいましょう。
石畳が歴史を感じさせる通路です。
中央には雪で隠れていますが使われていない中間線があったようです。
さらに通路の向こう側のホームはやや下っていてホームに上がりやすくなっています。この部分は列車の停車位置には絶対ならないのでしょう。
では通路を渡って駅舎に入ってみます。
改札は旧国鉄の比較的大きな駅にあったような立派なラッチがあります。
窓口はシャッターが閉まっていましたが、無人駅ではなく、平日は朝と夕方、土日祝日は午前中だけ有人駅となっています。
改札を見上げると、こんなデザインが施されていました。
なんだか車両のようにも見えますが???
本当に有人駅???って思うくらいしっかり閉ざされていますねえ。
駅舎は近江鉄道の駅にはよくあるコミュニティ施設併設の駅舎です。
奥にある飾りはなんだろう?もっと近くで観察すればよかったです。
駅舎全景です。
駅舎は平成14年建築です。
正面のアップです。
結構個性的な駅のデザインだと思います。
駅前です。
現在は彦根市の一部ですが、昭和中期までは犬上郡高宮町という町でした。
なんとなく古い集落が残っているような風情を感じるのは、このあたりがかつての高宮町の中心地だったのかもしれませんし、その昔、江戸時代は中山道の宿場町であったからかもしれません。
なお高宮駅より琵琶湖よりにあるJRの南彦根駅も高宮地区の一部です。
駅構内の見学をしていたら、ちょうど赤電がやってきました。
米原駅方面に向かう列車なので、私は見送るだけです。
なお高宮駅の米原方面右手には留置線もあります。
さて、そろそろ、本線を貴生川方面に戻っていくことにしましょう。
往路では雪であまり駅の風景が綺麗に撮影できませんでしたが天候が回復したので、もう一度車内から駅撮影しながら戻りたいと思います。
次の尼子駅。
島式ホームの交換可能駅です。
天気は回復してきましたが相変わらず並走する新幹線はうまく撮影できません(笑)
(令和4年2月撮影)