Tomix 98832 チキ5500(JR西日本仕様) セットアップ その2 締結装置装着 | TRAIN SQUARE(実車と模型)

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最近は撮り鉄よりも、Nゲージ(主に貨物列車)をメインに楽しんでいます。

女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」を応援しています。

|ω・`)ノ ヤァ

 

今回は長い記事となりますのでご了承ください。

 

前回に続き、チキ5500のセットアップを進めます。今回は中間のチキ5603に締結装置のパーツを装着していきますよ。

 

と、その前に。チキ5500とは何ぞや? と言う事で簡単に実車の解説を。

 

チキ5500は国鉄が昭和49年度から昭和56年度にかけて、コキ5500の改造により製作した37トン積みのロングレール輸送貨車です。

昭和46年にコキ50000と共に2種5tコンテナ(12ft)が登場すると、旧来の1種5t (10ft) コンテナ5個積で製作されたコキ5500形は2種5t (12ft) コンテナ積載に対応する改造が行われましたが、車体長の関係で4個しか積載することができず積載効率、輸送効率が悪くなってしまいました。

また最高速度が85km/hと、コキ50000と比べ劣っていたため、余剰となったコキ5500を有効活用してレール輸送用の貨車に改造製作することになりました。

 

●種車となったコキ5500

●2種5トンコンテナ4個積みのコキ5500

※画像は拾いものです。

 

前置きが長くなりすぎましたが、ようやく本題💦

 

今回は中間のチキ5603に、レール締結装置のパーツの装着を中心にお届けします。

 

●締結装置パーツ

これらのパーツを取説に従い取付けていきますが、手摺など細いパーツが多いので、折らない様に注意しながら行うのは言うまでもありません。

 

●締結装置の取り付け

よし、第一段階完了。取説中の「回転パーツ」と称する部分は・・・

このように回転出来ます。 はい、次。

側方パーツと手すりを装着していきます。

側方パーツを切り出し・・・

向きに注意して土台に差し込みます。はい、次。じゃんじゃんいきます!!

手すり(左右の区別あり)を切り出し、土台に差し込んでいきます。これで締結装置は完成しました。

 

●チキ5603に取付け。

画像下のパーツは「機器箱」なるもので、こちらもA・Bと区別されていて、取り付け位置が決まっています。ここも取説に素直に従い(笑)、各パーツを装着していきます。

 

●チキ5603完成!!

パーツが付くと急に「らしく」なってきます。それにしても、これはカッチョエエですな。なお、これらの各パーツは丁度良い塩梅の差し込み具合で、ストレスなく装着できました。ホキ800とは大違いです。

 

続いてチキ5720に、緊締装置と照明パーツを取付けます。

 

●緊締装置・照明パーツの取付。

まずは取説をよく読み、パーツの向きなどを確認しておきます。

破損に注意してパーツを切り出し組み立てていきます。

所定の位置に嵌め込んで完成しました。

また、このチキ5720はレール取り卸しの時に使われる「滑り台」という部分がこのように可動します。こういうちょっとしたギミックが楽しいです。

 

●ちょっとひと手間。

チキ5720・チキ5501のどちらが編成後部になっても良いように、この2両に赤色反射板を取付けます。

こちらはチキ5501です。

車端部に反射板パーツを差し込む下穴(ポンチマーク)があるので、これをガイドにφ0.6mmで穴開けし、KATOの反射板パーツを取付けます。反射板パーツは脱落・紛失を防ぐためABS用接着剤をピンに塗り差し込みました。

 

●左:チキ5720 右:チキ5501

編成両端に来る2両に反射板の取付が完了しました。チキ5720には、KATO コキ106に付属の反射板(差し込みタイプ)の取付穴をφ0.7mmでザグり、ボンドGクリヤーを少量付けて差し込みました。

 

●最後に。

購入以来ずーっと放置していた、KATO EF65-1000(下関)。こちらもようやくナンバープレートを装着。車番は「EF65 1126」号機(いい風呂?)にしました。

この1126号機も、このチキ編成が完成してようやく活躍の場が出来ました。貸しレで走らせるのが楽しみです。

 

以上、長々とした記事を読んでいただき有難うございました。

 

ではまた次回✋