登場40周年!京王電鉄のオールラウンダー7000系① | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さて、3月15日以降は途端に記録ペースが鈍化、もしくは停止してしまう。

前記事に書いた通り、父が入院してしまったからである。

ここからしばらく、26日の退院までは仕事した後に病院に行く、という二重生活を送っていた。

もちろん、毎週末のように行っていた墨田のほうもひっそりお休みである。

まぁ短い入院の中にも色々あったが、それはジャンルが違うのでwここには書かない。


しかし、その間の20日、京王れーるランドで行われたイベントには顔を出している。
今年で17年目のお付き合いになる、ママ鉄アイドル豊岡真澄さんが出演していたからであった。

※ちなみにうちは、母もなかなかの“ますみんファン”である。

 先日の「よじごじDays」生放送を偶然見ていて「可愛かったよ」と感想LINEが来るというw

 鉄道タレントさんの中では、唯一会ったことがあるからであろうか。


そのイベントがうちから比較的近くて行きやすかったこともあり、お忍びで参加したのだが…

その時のトークショーやSNS上でますみんがひたすら愛を語っていたのでw

というか、以前からずっと注目していた車両がいた。


京王電鉄7000系である。

1984(昭和59)年3月のデビュー以来、今年なんと登場40周年!

登場当時は6000系とは同一性能、並行製造で、東武鉄道10000系のようにステンレス製車体の

工法変更や編成両数の増強に翻弄されつつ、1996(平成8)年までに190両が製造。

当初は各停運用専業だったが、準特急が設定された2001(平成13)年以降は種別限定の運用が

撤廃され、幅広い用途に使用されるようになっている。

編成両数の変遷が激しく、100回を超える改番も行われるなど一朝一夕には全容が掴みづらい。

現在は10両・6両・4両・2両の各編成があり、4両・2両の一部編成はワンマン運転対応である。


6000系の淘汰に前後し、車内リニューアルと制御装置のVVVF化を施工済み。

ただ、雨天の時には空転しやすいのが悩みどころではあるだろうか。

なお、2017年より編成変更や老朽化による廃車が開始されており…

このうち2017年中に廃車されたクハ7706の前頭部は、10両固定化で切り取られたクハ8809の

前頭部と共に、京王れーるランドANNEXで展示保存されている。


ここのところ、前期製造車の7704Fと後期製造車の7804Fは10両を組み運用されていた。

3月末までは「京王の電車・バス開業110周年」の記念ヘッドマークを取り付けていた。

この両者の連結の様は、ステンレス車体の好みの比較対象としてよく使われる。

ますみんも、それを出して


やっぱりコルゲート!


と仰ってましたがwさすがwww


動物園線は、特別ラッピング車となった4両編成の7801Fが専属運用。

土休日の増発運用に入る7802Fと共に使用されている。


7801Fには、京王れーるランドリニューアルオープン記念のヘッドマークが付いていた。


そして最近、存在感が高いのは10両貫通編成。

以前発生した車内での殺傷事件に鑑み、分割編成を順次置き換えていく方針となっている。

しかしこの7728Fのように、コルゲート車体を持つ初期車は軒並み35年を超えている。

6両・4両編成の所定数の置き換えが終わると、この貫通編成にも交代の波が訪れそうだ。


そして2両編成も、競馬場線や9000系8両編成の増結用として運用されているが…

こちらは車齢がまだ比較的新しいと言いつつも、もうかれこれ30年。


特に増結専従編成は、八王子・橋本方のクハ7870形のスカートが当初から省略。

昔日を偲ぶスタイルだが、こうした車両基地構内での入換くらいしか先頭が出る機会がない。

クハの割に運転台側に設置されたパンタグラフも、また異彩である。


この3月20日は、イベントへの往復に前後して7000系に意識を傾けた。

ただ、コルゲート車体の初期編成への遭遇機は少なく、年度跨ぎの課題となったのである。


側面だけ見ると、特にビードプレスの車体は8000系と混同しがち。

製造年度も似通っているから仕方ない側面もあるが、少しばかり狙いにくい。

そのくせ以外に遭遇機は高く、アッと気づいて見逃してしまうことも多い。


しばらくは京王電鉄も、意識高めに利用する必要が出てきた。

6000系撤退後のここ10年は、日常利用ばかりだったから特に。


廃車が進んでいるとはいえ、まだ7割ほどが残る。

数がそれなりにあるうちに、色々記録を仕掛けられるようにしたい。

現状を考えると、夏以降が取り組みどきになってくるだろうか。