今回は指宿枕崎線の松ヶ浦駅をアップします。

 

線路が草に覆われて、廃駅に造られた公園のように見えますが、これはれっきとした現役の駅です。

 

松ヶ浦駅のすぐ近くに小学校はありますが、1日6往復というダイヤのため、1日の平均乗客数が1人に満たない駅となっています。

 

松ヶ浦駅前には通学者向けの自転車置き場はありますが、屋根がけっこう抜け落ちちゃっています。今はあまり使っていないのでしょう。

 

駅名標を見ると現役であることがわかるでしょう。所在地は南九州市ですが、合併前はお茶と特攻隊で有名な知覧町でした。しかし知覧町の中心部や特攻隊の基地跡は松ヶ浦駅から10キロほど離れているので観光には不向きです。

 

JR最南端の西大山駅はすっかり観光地化されていますが、この松ヶ浦駅は乗りつぶし客にも見向きもされておらず、言い換えれば、いたって日常が保たれている駅です。