番外編/馬の切手(昭和61年・1986年) | 記念切符あれこれ

記念切符あれこれ

亡き父が集めていた記念切符、実家からもらい受けたものの、箱に入ったまま納戸にしまい込み10数年、あまりにも雑多に入っているので、少し整理をしようと思い立ち、それならブログに写真を貼ったら一覧代わりにになっていいかも・・・と思い、少しずつ記録することにしました。

「特製耐湿切手用グラシン袋」という小さな袋に重なるように入っていた、この4枚。

舶来品なこと以外、何もわからない・・・。
父は切手シートケースもバラの切手を収める切手ケースも持っていたはずなのに、
どうしてこれらが記念切符の箱の中に入っていたのか・・・?
 
少し検索してみました。
縦書きの文字は「ポルトガル」、上部にある横文字は「Alter」以外はポルトガルの馬の品種と
いうことはわかりました。
また、小さな四角の中の「AMERIPEX '86 」は「アメリカ合衆国主催 1986年国際切手展」の
ことらしいです。
 
父がどうやってアメリペックスの切手を手に入れたのかは分かりませんが、
馬が好きだったんですよ・・・私の父。
馬の置き物の頒布会か何かだったのではないかと思われる、壁掛けケースに入った馬の置物が
リビングに飾ってありました。
9体だったか12体だったか・・・大きなケースには仕切りがあって、1マスずつ馬の置物を入れる
仕様で、いろんな材質の馬の置物が並んでいたところまでは覚えています。
形見分けとしてもらってきた皮風の眼鏡スタンドケースは、私が父の誕生日にプレゼントした
馬の頭の形をしているもので、プレゼントした時、父はとても喜んでくれました。
そしても当然、父は競馬も好きで、いつも電話で馬券を買っていました。
土日は何度も電話しては買っていたので、今でも会員番号とパスワードを覚えているという・・・
・・・いったい収集癖を含め、趣味はいくつあったんだか。
単純に「馬の切手だ~」と買ったのかどうか・・・真相は今となってはわかりません。
 
昨晩の地震、私は関東在住なので揺れませんでしたが、スマホアプリの強震モニターが鳴り
画面を見たら震源が「強震」を示す赤色に染まっていて、ビックリしました。
今年に入ってから能登、岩手、大隅半島と震度5を超える地震が度々起きています。
昔、「関東大震災は69年、前後13年の周期で起こる」と言われていて、小さい頃から
「もうすぐ関東大震災が起きるんだ・・・」と思って暮らしてきました。
高3の時「7月に大地震が起きる」という噂があって、家中の家具をL字金具で留めまくり
結果的には8月初めに震度4くらいの地震が起きただけだったのですけど、
あの時付けた金具のことを家族が知らなくて、私が嫁いでから部屋の模様替えをしようとした時
タンスが動かなくてビックリしたと言われました。(留め方はカンカペキだったかも・・・)
あれから約40年、私は「大地震」と呼べるものは東日本大震災くらいしか体験してません。
(私の住むところは震度5強でした)
でも、関東以外では北海道から九州まで被害の大きな地震がたびたび起きています。
その都度「万が一の準備はできているか?」と自問自答するのですけど、まだまだ足りないと
思う日々です。
家族が多いので、備蓄もスゴい量が必要・・・水だけで2ℓペットボトル6本の箱が18箱。
これだけが自信をもって「準備できてる」と言えるもの・・・あとはローリングストックばかりで
食料は本当に足りるのかどうか・・・。(実は水もローリングストックです)
あ、昨年末に新聞紙でご飯が炊ける「魔法のかまどごはん」というお釜を買ったんです。
チルドの白飯を大量に保存してもすぐ期限が来てしまうので、アウトドアの趣味が無い私でも
停電していたとしても炊けるように・・・ただ、火を使うので、庭じゃないとダメなんですよね。
買った時は真冬で、とても外でお釜に付きっ切りで炊く気にならなかったのですが、
もうそろそろ一度試しに炊いてみようと思います。
 
話がかなり脱線しました。
夜中の地震で、夜が明けてから本格的に被害状況が明らかになってくるのでしょうが、
どうか大きな被害がありませんように・・・。