昨日の出来事は私の脳内メモリを刺激したみたいで

自分が同じ歳だった頃の記憶が蘇ってきました。

 

 

私は小6の時にかなり好きだった同級生の女の子と

中3の時に再会してつきあう期間がありました。

 

 

夏のある日、自宅へ遊びに来ると彼女が言い出して

両親が居ないタイミングで呼ぶことになりました。

 

 

自宅を訪れた彼女の持つバッグの中には

なんと缶ビールが入っていました。。。

 

 

中学に入った頃、彼女は家庭環境の変化で学校を中退。

その後様子が変わったとは友達から聞いてました。

 

 

初心な私はまだビールなど飲んだ事もなくて

その場をどう対処していいかわかりませんでしたが

 

 

ここで慌てたら恰好が付かないと変な強がりで

彼女と一緒に飲んだ事の無いビールを飲みました。

 

 

初めて口にしたビールの苦みは今でもよく覚えてます。

しかし一杯目を飲み終える前に意識が朦朧としてきました。

 

 

彼女は何か話しかけようとするのがその目つきで判りましたが

うまく受け答えする事もできないまま眠気に襲われました。

 

 

いま思い返せば、相手は私との会話以外に

何かスキンシップを求めていたのかも知れません。

 

 

しかし小心者の私はそんな相手のモーションに応える勇気も無く

また勇気を出して応えようにも酔いが先に回ってきようです。

 

 

・・・・・

 

 

それから何時間か経ったようでふと目が覚めた時には

外から蝉の鳴き声が聞こえるものの日は暮れ始めてました。

 

 

目の前には空いた缶ビールだけが残っていて

彼女の姿はもうそこにはありませんでした。

 

 

それからどうもお互い決まりが悪い状態となって

連絡を取らなくなり自然消滅してしまいました。

 

 

なんとも苦い夏の思い出です。

何かやりきれない思いが残りました。

 

 

彼女はその後どういう人生を送ったのか。

仲の良い同級生に聞いてもお茶を濁されました。

 

 

もしかしたら知らない方が良いのかも知れません。

そう自分に言い聞かせて記憶の蓋を閉める事にしました。

 

 

それからはや40年近く経ち今に至ります。

初めて好きになった女性とはそんな結末でした。

 

 

・・・

 

 

調子に乗って長々と綴ってしまいました。

申し訳ありません。

 

 

 

これでは、鉄ブログになりませんので

また伯備線の写真を1枚引っ張り出します。

 

 

3084レ EF64 1020 (愛)

 

中石見のS字カーブで絶滅危惧種を捕えました。

 

 

 

下石見(信)ｰ上石見にて