4分遅れで草薙駅にやってきた始発沼津行きは、結局完全に遅れを取り戻すことはないまま終点の沼津駅に到着。といっても接続時間的にはじゅうぶん余裕があり、特に急ぐこともなく5号車2階の座席に腰を落ち着けます。

 

 

惜別乗車といってもこのあたりは何度も何度も通った区間。特に目新しさもないこともあり、結局沼津駅発車後はしばらくの間爆睡してしまいました。それでも車内が混雑し始めた平塚駅あたりからは目も醒め、藤沢駅では私の隣も埋まるとともに立ち客も出始めました。せっかく安くないグリーン券を買ったのに立つなんて・・・ ホント同乗してしまいます。普通車の混雑は、想像を絶することでしょう。首都圏の通勤ラッシュとは無縁の生活を送れていることに、もっと感謝すべきかもしれませんね。

 

その混雑は駅に着くごとにどんどん増していき、神奈川県最後となる川崎駅を8時07分に発車。いつもであれば、次の品川駅からは下車客の方が多くなり車内が空いていく傾向がありますが、なんとその品川駅手前で急制動がかかり緊急停車。車内も急な出来事にざわつき始め、『なにごと?』 と思っていると、どうやら回送列車に乗客が取り残され、その対応のため緊急停車したとのこと。重大な事故や事件ではなくひと安心ですが、それでもここでしばらく停車したことで、かなりのタイムロスが発生。これにより会社や学校に遅刻してしまった人も、大勢いたのではないでしょうか。まぁ私は今日に限って言えば、時間的に余裕のある優雅な鉄旅をしている身ですから、別に関係ないですけどw 

 

そんなこともあり、列車は遅れたまま東京の都心区間を通り過ぎましたが、降車予定の小山駅にはほぼ定刻に到着。いつの間にか遅延も回復してましたね。お見事!

 

 

小山駅からは両毛線に乗り換えて、東武佐野線のとある駅に向かうつもりですが、その前に腹ごしらえを。朝食を摂らずに出発してきたので、すでにだいぶ空腹です。

 

ということで、構内にある日高屋でブランチ?を楽しみます。いやぁ10時からやってるって嬉しい限りですね。

 

満腹になったところでいざ出発と行きたいところですが、この時間帯の両毛線は1時間に1本のみ。次の発車は11時02分となっているので、しばし駅前を散策します。

 

 

乗り換えではたまに来たことはあったものの、実際に外へ出るのはいつ以来かも思い出せないくらい久々ですが、なんか駅も駅前風景も高崎線熊谷駅に雰囲気が似ている感じがしました。都市規模にもそう大差はなく、ともに大宮駅から新幹線で1駅。こんなこと、実際に来てみないと絶対わかりませんよね。こうした発見があるのも、旅の醍醐味だなと改めて思いました。

 

発車時刻が近づき、両毛線ホームへ。

 

 

 

相変わらず両毛線ホームは遠いな・・・ 地味に一見泣かせな構造だと思います。

 

ロングシートの車内でしばし発車を待ち、定刻の11時02分に小山駅を発車。

 

前述の通り東武佐野線に乗り換えるため、佐野駅を目指します。