現在はリニューアル休園中(2025年度に再オープン予定)の青梅鉄道公園ですが、休園前に訪問しました。 

クモハ40054は、最晩年に国府津電車区で職員輸送に就いており、大学生の頃に何度か国府津駅で撮っています。

(2023.5.2 クモハ40054 青梅鉄道公園)

レトロな館内で目を惹くのが湘南色サハ78の模型で、TR48台車を履いています。

サハ78には「鉄道技術研究所試作工場 昭和36年7月」の銘板があり、高速試験の模型なのでしょうか?

青梅鉄道公園の開園は1962年、当時現役だった蒸気機関車を大宮工場で整備のうえ展示したため、ナンバープレートに興味がある私には、現役時代のプレートを確認できるのも楽しみでした。

9608号機の正面プレートがオリジナルの形式入りに対して、キャブのプレートが戦後規格(タテ200㎜)なのは、よくあるパターンです。

やはり、8620号機の正面プレートもオリジナルの形式入りですね。

ただ、キャブのプレートは形式入り(タテ260㎜)ながら、オリジナルの旧書体でなくゴシック体で、いつの時点で付け替えられたのが実に興味深いです。

多度津駅前で保存される58685号機のプレートもこのタイプで、8620号機も戦前から廃車まで四国局でしたので、ともに多度津工場製かと推測しますが・・