第1584回('23) 徳島県北部の高徳線・鳴門線・徳島線の駅を乗り鉄&降り鉄(2)  | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2023年7月28日~29日、夏の『青春18きっぷ』を利用して、1泊2日で四国・徳島県方面へ。
徳島近郊のJR線を乗り鉄・降り鉄していき、DMVに転換された阿佐海岸鉄道線にも乗車しました。
尚、徳島へは鉄道や高速バスでアクセスせず、自宅からマイカーで移動しました。
 
今回は2日目(7/29)後半の内容です。この日は土曜日でした。
午後は鳴門線の全駅訪問を達成させてから一旦徳島方面へ戻り、徳島線の蔵本駅に下車してから今度は高徳線の徳島県内未訪問駅を制覇しました。その後は徳島駅へと戻り、最後は自動車で大鳴門橋と明石海峡大橋を渡って帰宅しました。 

 
今回の日程  2023年7月29日 (土) 【後半】     
 
阿波大谷1325(上り普通)1334金比羅前1340(徒歩)1400撫養1406(鳴門線→高徳線)1444佐古1446(徳島線)1449蔵本1520(上り普通)1522佐古1533(高徳線)1538吉成1613(普通)1615勝瑞1645(普通)1712板野1746(下り普通)1812徳島1900(自動車・徳島南部道→徳島道→高松道→神戸淡路鳴門道→第二神明北線→第二神明道路→加古川バイパス)2130自宅      
  
【帰宅】      
  
 


(1)阿波大谷1325(鳴門線 普通・鳴門行き)1334金比羅前 
   1500形単行 転換クロスシートに着席 2/3の席が埋まる乗車率 
   車窓風景を眺めながら移動
 
  
昼頃は鳴門線の降りつぶしをしていました。
阿波大谷駅からは、鳴門線最後の未訪問駅である金比羅前駅を訪問すべく、
鳴門行き列車に乗車しました。座って水分補給しながらの移動になりました。
下車した金比羅前駅は単式ホーム1面1線の棒線駅で、駅舎がなく、
北側に出入口がある無人駅です。
鳴門線の中間駅は基本的に同じ構成です(撫養駅のみ駅舎があります)。
駅前は南北とも住宅地で、
北側の旧撫養街道沿いには駅名の由来となった金刀比羅神社が鎮座しています。
これにて鳴門線の全駅訪問を達成しました!
 
 

(2)金比羅前1340(徒歩)1400撫養
 
数分で金比羅前駅の観察を終えました。
このままですと金比羅前駅で30分ほど待つことになってしまったため、
当初予定にはありませんでしたが、徒歩で東隣の撫養駅へ移動することにしました。
旧撫養街道沿いの古い町並みを見たかったからです。
金比羅前駅を出て、鳴門線と並行する旧撫養街道を東へ歩きました。
思ったほど古い町並みは残っていませんでしたが、
所々に古い家屋や商店があり、昔の雰囲気は味わえました。
そして20分ほどで撫養駅に到着。暑かったので汗だくになりました。
撫養駅は午前中に訪問済みだったのであまり撮影しませんでした。
駅舎(待合室)には高校生が多数いました。
撫養駅近くには高校が2つあるので、通学生の利用が多いと思われます。
 
 

(3)撫養1406(鳴門線→高徳線 普通・徳島行き)1444佐古  1500形単行 

   ドア脇で立席 ほぼ満席 車窓風景を眺めながら移動 
  
鳴門線の駅を訪問し終えたので、次は徳島線の蔵本駅を目指します。
乗車した徳島行きは始発の鳴門駅で大半の席が埋まっており、
さらに撫養駅で私の前に並んでいた高校生によりほぼ満席になりました。
私はドア脇で景色を眺めながらの移動となりました。
座れませんでしたが、冷房により熱くなった身体が冷やされました。
徳島線との合流駅である佐古駅にて下車。
佐古駅は前日に駅訪問したため、今回は車両の写真を撮った程度でした。
 
 


(4)佐古1446(徳島線 普通・阿波池田行き)1449蔵本
   1500形×2(但しワンマン運転のため2両目は閉鎖) 1両目ドア脇で立席 
   ほぼ満席 景色を眺めながら移動
 
  
佐古駅では徳島線列車に乗り換えました。
2両編成でしたが、この列車はワンマン運転で、2両目は閉鎖されていました。
JR四国はワンマン運転の場合、2両目を回送扱いにするという、
他地区では考えられないような措置を取っています。
そのため乗客は前1両に押し込められています。
それでも少し空席は残っていましたが…。
私は1区間乗車なので座らずドア脇で景色を眺めて、蔵本駅で下車しました。
 
蔵本駅は相対式ホーム2面2線で、南側に大きな木造駅舎があります。
駅前は地方の小都市クラスの市街地の風景でしたが、
人通りが少なく寂れている印象でした。
南側には徳島大学蔵本キャンパスがあるため、学生の街として発展したそうです。
 
 

(5)蔵本1520(徳島線 普通・徳島行き)1522佐古
   1500形×2 1両目ドア脇で立席 8割の席が埋まる乗車率 
   車窓風景を眺めながら移動
 
  
時間の関係で徳島線の駅訪問は蔵本駅のみにして、まず佐古駅へと戻ります。
この列車は車掌乗務のツーマン運転だったため、2両目も乗車OKでした。
しかし2両でも大半の席が埋まっていたので、私は今度もドア脇へ。
道中は眉山などの景色を眺めて、1駅目の佐古駅で下車しました。
 
 


(6)佐古1533(高徳線 普通・板野行き)1538吉成 
   1500形単行 ドア脇で立席 2/3の席が埋まる乗車率  
   車窓風景を眺めながら移動
 
  
佐古駅では高徳線列車に乗り継ぎました。
香川県まで行かない板野行きでしたが、乗車率が高かったです。
吉野川を渡った先にある吉成駅で下車しました。
相対式ホーム2面2線で、西側に小さな簡易駅舎があります。
駅前は郊外の農村地帯で、住宅と田園が混在しています。
 
 


(7)吉成1613(高徳線 普通・高松行き)1615勝瑞 
   1000形×2 1両目ドア脇で立席 3/4の席が埋まる乗車率 
   車窓風景を眺めながら移動
 
  
次は1駅北の勝瑞駅を目指します。
やって来たのはリニューアルされていない1000形2両編成でした。
下車した勝瑞駅も相対式ホーム2面2線で、こちらは東側に駅舎があります。
藍住町の代表駅で、隣接する北島町からの利用も見られるほか、
境界が近い徳島市や鳴門市からも利用があるため、
乗車人員は県内3位の多さを誇っています。
それでも1,100人程度なので、私の訪問時は有人駅でしたが(土休日は無人)、
2024年の3月改正から終日無人駅になってしまいました。
駅前は住宅地で、東側に小さな商店街が形成されている一方、
駅裏の西側は田園が多く残っています。
 
 


(8)勝瑞1645(高徳線 普通・板野行き)1712板野
   1500形単行 転換クロスシートに着席 3割の席が埋まる乗車率  
   車窓風景を眺めながら移動
 
 
勝瑞駅の次は板野駅を目指します。
乗車した板野行きは勝瑞駅で多くの人が下車した結果、車内が空いていました。
久しぶりに着席して、道中は景色を堪能しました。
そして終点の板野駅で下車。
単式ホーム・島式ホームが各1面の計2面3線で、
板野行きは南端の3番のりばに停車しました。
また、昔は鍛冶屋原線が西へ分岐していました。
北側に木造駅舎があり、昔ながらのローカルな駅前風景が広がっていました。
駅周辺が板野町の中心市街地です。
駅観察と駅前散策を終えると、停車している折り返し列車へと戻りました。
 
 


(9)板野1746(高徳線 普通・徳島行き)1812徳島 
   1500形単行 転換クロスシートに着席 ガラガラ→満席 
   車窓風景を眺めながら移動
 
  
もう日没が近づいてきたので、徳島駅へ戻ることにします。
発車時はガラガラでした。転換クロスシート窓側席に座って景色を眺めました。
停車駅ごとに少しずつ乗客が増えました。
板東駅や勝瑞駅での乗車が多く、勝瑞駅発車時点でほぼ満席になりました。
客層は徳島へ夜遊びに行くと思われる若者が多かったです。
吉野川を渡ると徳島市街に入り、定刻に終点の徳島駅に到着しました。
車両を撮影後は改札を出て、この日の『青春18きっぷ』の利用を終えました。
近距離の移動でしたが、元は取れていますw
 
 

(10)徳島1900(自動車・徳島南部道→徳島道→高松道→神戸淡路鳴門道
       →第二神明北線→第二神明道路→加古川バイパス)2130自宅
 
  
あとは帰るだけですが、その前にお腹が減ったので夕食を。
駅前にある「餃子の王将」で夕食を済ませました。
昼はマクドナルド、夜は王将と、普段は絶対しないことですが、
この日はよく動いたので大丈夫でしたww
 
食事後は駅前のコインパーキングへ移動し、19時頃に出発しました。
国道11号は混雑していると思ったので、徳島港の方へと進み、
徳島沖洲インターチェンジから、開通して間もない徳島南部自動車道に乗りました。
吉野川の河口部にある橋を渡りましたが、
運転していたため景色を満足に見られなかったのが残念でしたw
その後、徳島南部自動車道は徳島ジャンクションで徳島自動車道に合流し、
さらに鳴門JCTで高松自動車道に合流して、
国道11号と接続する鳴門ICから神戸淡路鳴門自動車道に入りました。
ちなみに鳴門ICまではガラガラで、わざわざ高速料金を払う人は少ない印象でした。
(鳴門ICまで国道11号を走るドライバーが多いと思われます)  
 
神戸淡路鳴門道に入る頃には暗くなり、
大鳴門橋でも明石海峡大橋でも海は見えませんでした。
淡路島は1時間ほど走行したでしょうか。
明石海峡大橋を渡ると本州に入り、垂水JCTから第二神明道路北線、
そして第二神明道路から加古川バイパスへと進み、
最後は地元のドラッグストアで買い物をして21時30分頃に帰宅しました。
夕食後でしたが睡魔には襲われずに済みましたw
 
これにて1泊2日の徳島乗り鉄を終えました。
阿佐海岸鉄道DMVに乗れて良かったです。
また、徳島地区の多くの駅を巡れて、新しい発見もありました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)