桜の季節の「夜明けのものがたり」2024 | 車内販売でございます。

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4月6日(土)に、「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗車しました。

高知県の高知駅と窪川駅の間を走るJR四国の観光列車です。

東京の羽田空港から高知まで、日帰りで出かけました。

これで20本目の乗車となりました。

 

 

【1】大人気の「伊予灘」を避けて「夜明け」に

JAL日本航空や、ANA全日空では、2~3か月前に期間限定の航空券のセールを行っています。

2月27日には、4月のJALのセールがありました。

2月17日にはJR四国の「ものがたり列車」のうち、「四国まんなか千年ものがたり」と「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗ってきました。

順当に行けば今回は「伊予灘ものがたり」の番です。

しかし、「伊予灘ものがたり」は大人気で、連日満席です。

昨年11月に乗ろうとしたところ、1か月前の10時に並んだのに乗りたかった「伊予灘ものがたり」3本とも取れませんでした。

指定券が発売される1か月前より早く航空券を予約するのは、大きなリスクを抱えます。

そこで、愛媛の《伊予灘》をあきらめて、高知の《夜明け》に乗るために、高知空港往復の航空券を予約しました。

4月6日(土)

羽田空港7:40→JAL→高知龍馬空港9:00

高知龍馬空港19:15→JAL→羽田空港20:35

施設利用料込みで、往復20540円です。

 

【2】まさかの10時打ち玉砕

席を確保するために、みどりの窓口に、1か月前の3月6日の10時に並びました。

JR四国の観光列車は、3日に1回くらい空席状況がネット上に表示されます。

それによると、「伊予灘ものがたり」は満席続出なのに対し、「夜明けのものがたり」はこの1か月で満席の列車は1本しかありませんでした。それでも絶対に確保する必要があるため、10時打ちに並びました。

窓口2つで行列の2番目ですから、10時丁度にボタンを押せます。

ところが・・・

何と10時打ちでも、下り「立志の抄」・上り「開花の抄」の両方とも取れませんでした。

なに?この運の悪さ(T_T)

ツイッター(現X)に愚痴ってしまいました。

航空券をキャンセルするか? キャンセル料はほぼ半額の1万円の損失・・うーむ。

でも1人だけならキャンセルが出る可能性大と考え、キャンセル待ちに何度も窓口に通うことにしました。

結局9日後までに、2本とも席が確保できました。

10回以上みどりの窓口に並ぶのは、シンドかったですが。

 

 

【3】高知空港から高知駅に

高知空港からのバスは、「夜明けのものがたり」が高知駅を発車する20分前に着く予定でした。

でも、バスの発車が遅れて、着いたのは7分前でした。

(空港からのバス↑別の日に撮影)

けっこうギリギリの危険な乗り継ぎでした。

高知駅10:02に「夜明けのものがたり」が発車します。

駅の北からは、お手振りをしていただきました。

発車番線が変わったため、お手振り場所も反対側になったのです。

ダイヤ改正で、2時間ほど早くなりました。

高知駅12:04発が、10:02発に変わった「志国土佐時代の夜明けのものがたり」、発車です。

 

 

【4】きれいな桜が咲く

4月6日の乗車でしたが、例年でしたら桜が散っている頃です。

咲くのが早い高知なら、なおさらです。

ところが、今年はキレイな桜が眺められました。

■仁淀川の土手

清流の仁淀川の土手には、日ごろから多くの方々がお手振りに来てくれます。

桜をバックにしたお手振り、感激です。

青空だったら更に映えたのですけどね。

 

■佐川駅

上り「開花の抄」は、佐川駅に停車します。

こちらにも桜の木があります。

↑上の写真が2024年4月6日、

↓下の写真が2022年4月2日です。

満開の時期であり、なおかつ天気の条件が重なるのは簡単ではないようです。

佐川駅発車後も、桜並木の区間は、徐行してくれました。

 

 

【5】桜の他に「はなもも」も

土佐加茂駅では、桜以外の花が綺麗でした。

 

これは、ハナモモ(花桃)です。

白とピンクの花が鮮やかでした。

 

 

【6】駅での歓迎と物品販売と

停車駅の中には、地元の品を販売する駅があります。

■安和駅

下り「立志の抄」は、安和(あわ)駅でホームに降りられます。

駅の目の前の太平洋からの風を受けられます。

購入したのは、かしわ餅と焼き菓子です。

こういうの、買いたくなるのです。

この他にも、はちみつ、ぞうり等も販売していました。

買わなくても、丁寧にお手振りしてもらえるのは嬉しいです。

 

■土佐久礼駅

上り「開花の抄」でも、土佐久礼(とさくれ)駅に降りられます。

いつもの「カツオのハランボ」に加えて、この日は「かつお燻製串」500円があったので購入。

 

土佐久礼駅のPR絵葉書が配られていました。

この裏に、「開花の抄」の停車時間に駅に降りて記念のスタンプを押せる仕組みです。

 

 

■須崎駅

「須崎駅19分劇場」で、元気なおもてなしをする地域です。

1か月前に旅行会社が募集するツアーが席を確保した列車です。多くの人は初乗車で、乗り慣れていません。

だったら、私を含めた常連客4人は「切り込み隊長」になって、地元の人と共に踊って盛り上げる側に回ります。

(そんなわけで踊る写真はありません)

物品販売は、ゆるきゃら「しんじょうくん」のキーホルダーと、

須崎名物「なべ焼きラーメン」のバッグ類です。

私は、なべ焼きラーメンのシャツを買いました。

以前に買ったところ、少し乱暴に洗濯しても色落ちしたりせず、良い生地を使っていると感じたもので。

 

■日下駅

日高村にある日下(くさか)駅のおもてなし、パワーアップしました。

ミャーテルさんはじめ日高村の皆さんありがとうございました。

 

 

食事などは近いうちに。

 

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