さて、ここから当初は予定しなかった動きに出て行く。
ひとつの出会いから開いていく、新たな道。
銚子駅で、また2・3番ホームに移動。
気持ち、6日前よりは撮りやすかった印象。
それくらい相対的に人が少なかったのか、集中ポイントが違ったのか。
少し待って、迎えたのは…
銚子電鉄、3000形。
またまた、銚子電鉄を出迎えた。
来るならば捉えておく、というスタンスである。
しかし、この時から銚子電鉄に関しては不穏な雰囲気も察知している。
この時、共に撮ろうとしていた年輩者が、点字ブロックを大きく線路側にはみ出していた。
注意をしても返事せず、謝らず、直さず。
応援してやってるという間違えた自尊心が、間違えた方向に進んでいると察知したのだ。
果たしてその悪い予感は、相変わらずの勘の鋭さで当たることになっていくのだが。
そんな不安感はあるが、また袖山さんの姿を認め挨拶して一時的に気がほぐれる。
あれ!久しぶり…じゃないですよね?w
と袖山さんには言われてしまったがwww
初めて、クハ3501に設置された“ロマンスシート”の現物を見させていただいた。
一緒に座る人がいないので、座るのは遠慮させていただいたがw
元はしなの鉄道の169系に設置されていたもので、懐かしい思いに駆られる。
さて、時間があるということで
とりあえず仲ノ町まで行ってみるか
となった。
ということで、車掌から仲ノ町までの切符を買う。
これなら、仲ノ町から歩いて戻っていっても後の予定に間に合う、との計算からだ。
昔のようなオープンデッキの車両はないが、澪つくしの雰囲気を味わう約2分の旅へ。
翌日からは、銚子電鉄の待合室越しに見えるのはE259系へ。
銚子電鉄の頑張りは、待合室の中にも詰まっている。
とりあえずの別れを告げて、いざ銚電へ!
運転はまたも、袖山さんである。
10:20、発車。
そして…わずか1分ほど。
6日ぶりの仲ノ町へ、無事到着。
袖山さんとエールを交換して…
発車を見送った。
そしてここで、正真正銘の最後のお別れをすることになる。