霞ヶ丘駅【奈良県】(生駒ケーブル山上線。2009年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【簡易版】』シリーズは、
奈良県と大阪府の府県境にそびえる生駒山に向けて奈良県生駒市側から登るケーブルカー路線、近鉄生駒ケーブル山上線に設置されている2つの中間駅のうち、山上側(生駒山上方)に位置する駅で、周辺にこれといった名所が存在せず、乗降客が少ない事から秘境駅とも言われている、
霞ヶ丘駅 (かすみがおかえき。Kasumigaoka Station) です。
 
尚、写真は2007年撮影で、古いです。
しかも全ての写真が車内からの撮影で、一部ブレてしまっていています。
そして、今はホーム上屋が撤去されるなど状況が変化しています。ご了承下さい。
 
 
駅名  
梅屋敷駅 (Y 20)     
  
所在地  
奈良県生駒市  
 
乗車可能路線  
近畿日本鉄道:生駒鋼索線山上線【通称:生駒ケーブル山上線】  
 
隣の駅  
山麓方(宝山寺方)………梅屋敷駅  
山上方(生駒山上方)……生駒山上駅  
 
訪問・撮影時  
2007年7月  
  
 

霞ヶ丘駅は無人駅で、駅舎はありません。線路南側の山上方に、登山道に接続する出入口があります。
改札口や自動券売機はありません。ICカード利用不可です。
駅前広場はありません。
 
上り下りとも同じホームに発着します。当駅を通過する「直行」もありますのでご注意下さい。
駅舎の手前には、登山道の踏切があります。
左(北)、右(南)へ行くことができます。生駒山上や宝山寺は北側からの方が近いです。
また、北側徒歩約3分の山中には、クンダリーニヨガセンター生駒道場(ヨガ施設)があります。
 
駅前は生駒山中の山林で占められていて、民家はありません。
 
宝山寺方を望む。
 
 

分かりづらいですが、駅名標です。
2007年当時は旧タイプでした。
現在は駅番号「Y 20」が併記された新タイプに取り替えられていると思われます。
 
 



霞ヶ丘駅は単式ホーム1面1線の棒線駅で、333‰の急勾配区間にあるため、
ホームは階段状になっています。バリアフリー非対応です。
2007年当時は古レールの支柱を使用した上屋がありましたが、2010年に撤去されました。
山上方に出入口があります。
宝山寺方を望む。
 
 

宝山寺方を望む。
遠方には生駒市街を一望できます。
この先、急勾配で下り続け、中間点の行き違い設備を通過してしばらくすると、霞ヶ丘駅と同じく中間駅である梅屋敷駅へと至ります。
 
 

生駒山上方を望む。
ホーム端に出入口があり、そのすぐ先に警報機のみの第三種踏切があります。
この先、さらに急勾配で登坂し続けると、終点の生駒山上駅です。
直線ルートで見通しが良いため、霞ヶ丘駅から肉眼で生駒三上駅ホームを確認できます。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・ありません。全て車内からの撮影です。   
  
鉄路のみで  
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能  
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能  
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし  
飲食チェーン店・・・なし   
 
特に東京からの到達難易度が高いですが、生駒ケーブルを乗り鉄の際は、ぜひ一度は霞ヶ丘駅も観察してみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)