写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2659列車 「 本命!DD50形501号機のフォトラン往路を狙う 2024・3月 水島臨海鉄道撮影遠征その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

臨海鉄道と申しますと、JR線では見かけない

独自色の機関車が貨物列車を牽引する場面が

イメージされるかと思われます。

 

ここ水島臨海鉄道でも、以前は国鉄DE11形に

準拠したDE70形機関車が、岡山のDE10に混り

活躍しておりました。

 

が、現在ではJR貨物のザリガニと殆ど差異の

無いDD200-601へと置き換わり貨物の撮影も

以前ほど個性は失せてしまいました。

 

そんな水島臨海鉄道、実はDE70形とは別に

DD50形という機関車が在籍しておりまして

以前からワタクシ、その撮影機会を伺っていた

次第でございます。

 

 

さて、今回の更新は調子の撮影仲間であるS氏

主催によりますDD50形機関車のフォトランに

参戦致しましたご報告でございます。

 

という訳で、我々一行がこの日岡山へと訪れた

その目的は、撮影の機会が無かったDD50形の

走行を狙いたいというものでございました。

 

前回、MRT304を撮影した後に少し待ちますと

DD50形がやって来ます。

 

早速立ち位置を再び戻しまして、お馴染みの

挨拶ショットから撮影をスタート致しました。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

おおよそ本線を走る機会の無い、水臨独自の

外観を持つDD50形機関車が住宅街を走ります

ファーストショット。

 

朱色の車体に白鉢巻を巻く姿に、円な瞳の様な

前照灯が煌めいております。

 

前面デッキの無い国鉄DD13形みたいな外観の

小振りな車体が、チラリと見えてワタクシも

テンション爆上がりでございました。

 

あ、でも横で動画撮影している競馬氏の邪魔に

ならない様お口にチャックして撮影致します。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

編成撮影はこんな具合。

 

背景は住宅地となりますが恐らく普段の運用に

就くDD50形だと、この様な宅地を背にした

撮影は無理でございます。

 

ですからこの背景は今回の様なフォトランのみ

可能な撮影、と申せましょう。

 

 

2024-03-31 9002列車

連写したコマを水増し要員として掲載。

 

水臨は全線非電化路線なのですが、ここはすぐ

背後に山陽本線が並走しております為に架線が

煩く写ります。

 

本来ならば非電化らしくないからアカン、とも

なりそうな構図なのですが、今回だけはこんな

シチュエーションこそが特別という事で敢えて

ここへ布陣させていただきました。

 

自工前で撮影しちゃうと面白みが失せるかと

思いまして。

 

 

列車は倉敷市駅の構内に停車、その間は撮影が

し放題という事でしたので我々もすぐに移動し

停車中のDD50形を狙う事に致しました。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

水色の車とコラボレート致しましたDD50形。

 

水臨の前身となります倉敷市交通局の頃に日立

製作所へオーダーされたそうでございます。

 

車番は初号機がDD503で落成し、その後504〜

506と続き、最後に501号機と計5両が製造され

現在は501号機のみが稼働可能となります。

 

普段は週に1度倉敷貨物ターミナルと東水島を

結ぶ短距離貨物を牽く以外は、倉敷貨物にて

入換え仕業に就いているそうでございます。

 

それ故に撮影のハードルが高く、今まで一度も

ワタクシは機会が得られませんでした。

 

スカート部が警戒模様なのは入換え仕業がある

為なのでしょうね。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

今回の〆。

 

画角を少し変えてもう一度狙いました。

 

ご存知の通り倉敷市駅はJR倉敷駅に隣接します

駅でございまして、市駅構内の背景にはJR線が

走っております。

 

水色の自動車の更に奥、4本目と5本目の軌条が

山陽本線でして、最奥の上へ向けてカーブする

線路が伯備線となります。

 

普段は静かな倉敷貨物タに引き篭もるDD50形

でございますが、賑やかな倉敷市駅構内では

注目の的となり、JRのホームや列車からも

多くの視線を集めておりました。

 

 

いよいよ始まりました、水臨フォトラン撮影。

 

次回はDD50形が倉敷市駅構内でモゾモゾする

様子を狙いましたご報告となります。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!