2024.3.15 ダイヤ改正前日、激動の一日。最後の255系「しおさい」惜別旅も大波乱② | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

ダイヤ改正前日、255系最後の旅。

ただそれはあくまでも、銚子に向けての旅。

安房鴨川へは、ロスタイムを有効的に活用することにはしたのだが…


既に3月9日にも通った同じ道。

その間隔の短さが、焦らせない気持ちの余裕を持たせていた。

まぁもともと、銚子方面へは独特のゆったり感を持って動いていた。

初訪問からそろそろ四半世紀を迎えようとする余裕さが、そうさせているのだろうか。

さて、今回のダイヤ改正では255系自体は延長戦となったものの、一足早く消えたものが。


それは、255系の“自動放送”である。


JR東日本の新幹線、特急ではすっかりお馴染みとなった元フジテレビアナウンサー・堺正幸氏の

案内放送であるが、元々の置き換え予定の絡みからか全席指定席化に絡んだ放送の内容の更新は

実施されることはなく、ダイヤ改正後の放送は肉声にて対応しているとのことだ。


平日朝7時台という早さで余計な雑音も少なく、穏やかに推移。

最初の停車駅錦糸町も、少数撮る人はおれど相当に静かである。


思っていた画角は得られなかったが、スカイツリーと255系の組み合わせ。

この組み合わせも、日常的にはひとまず終了。

今後「新宿さざなみ」「新宿わかしお」でも数日可能性はあるが、毎日としては見納めに。

近年しょっちゅう錦糸町界隈に来ているのに、あまりに日常過ぎてうっかり撮り損ねた風景だ。


さて、ここからJR東日本アプリを叩いてなにやら策を練り始める。

干潟。


それがこの日の夕方の、最後の大きなキーワードになってくる。

そう確信してのスクリーンショット、そして赤文字の走り書きの画面メモ。

これに行き着いた時は、思わずニヤリとしたのだったが…


さて「しおさい1号」は快適に総武快速線を走り抜けていく。

前回、6年前の7月は大雨による運転見合わせ区間がある中での不安を抱えた走りだった。

今回は、運転情報に関わる不安は一切ない。


千葉駅では8番線に到着。


このホームからの255系の発着も、この日で見納めに。

あとは千葉駅に来るのは幕張車両センターへの入出庫回送のみになるが、それはまた後日に。


さて、ここあたりからまた車内放送を録音し始めるのが出てくる。

録るのは勝手だけど、デッキとの仕切り扉が開きっぱなしになるのは毎度どうにかならぬかと。

それもあって185系の時なぞは、自動スイッチを切る輩も居たりしたが。


列車は佐倉にも順調に止まり…


まず、1号のビッグトピックとなる駅へ…それが


八街である。


前回の3号での当地通過の時は、何にも無かったのだが。

この1号ではあるトピックがあることを、なんとダイヤ改正前日に知る。

それは…


255系同士の交換!


銚子発の6号とこの1号が交換していたのが、この八街だったのである。

これまでは基本寝てばかり、前回はダイヤ乱れで並ぶことはなかったから、見るのは初めて。


ということで、255系同士の並びをしっかり撮影したのはこの時が初めてのこととなった。

31年越しとはなんとも遅いが、実際並びというものは非常に撮りにくいもので…

単線区間が介在する総武本線だからこそ、こうして撮れたシーンであった。


そしてその恩恵を、今回はフルに活用していくことになる。

今回の旅は、この【並び】にとことんこだわることが大きなテーマとなった。


ます1回目、八街駅は無事成功!

とりあえずホッとして、さらに歩みを続ける。