JR貨物で近年増備が続く直流電気機関車EF210形300番台。2023年度からは前照灯がLED化されています。今春には23年9月に落成後に動いていなかった356号機なども運行を始め、山陽本線西端の山口県内でも青白いライトを見る機会が増えました。

 

 

4月5日に幡生駅付近を走るEF210-356。LEDヘッドライト機は見え方が異なるため一目で分かります。同機は3月から走り始めたようで、この日はまだきれいな車体を保っていました

 

 

LEDヘッドライト機は表情が引き締まって見えます

 

 

正方形になった前照灯と隣の長方形の後部標識灯。拡大するとその形の違いがはっきり分かります

 

 

3月13日には出先でEF210-359にも遭遇しました。この時の同機は運行開始から1週間しかたっていなかったようで、車体はピカピカでした=新山口駅

 

 

 

 

山口県内で見る貨物列車のけん引機は、EF200形が引退しEF66形が撤退した近年はEF210形ばかり。国鉄形が好きな私はED76形、EF81形が残る九州に目が向いていますが、地元を走る「定番」もしっかり記録しておかないといけませんね…。

 

昭和50年代前半のEF65PF形のような雰囲気で増えていくEF210形300番台。その勢力は60両を超えてきました。新鶴見機関区に残るPF形の淘汰(とうた)もあり、増備はまだ続きそうです。

 

 

 

※姉妹ブログ「歴鉄2番線」では、EF66形100番台について書いてみました