4月6日(土)に「志国土佐時代夜明けのものがたり」に乗車してきました。
今回は、日下(くさか)駅のおもてなしについて。
↑4月はじめですから、桜が咲いていました。
青空なら、一層映えたのですけど。
【1】日下駅は100周年
日下駅は、土讃線の駅です。
高知駅から西の窪川方面に16.7km、普通列車で約40分進んだ位置にあります。
日高村にあり、JR四国で唯一の「村」の駅として知られています。
この日下駅は、この春で100周年を迎えました。
100年前の1924年3月30日に、須崎駅から日下駅まで鉄道が開通しました。
そして、100周年を迎えるこの3月に
★新しい駅舎が完成
★観光列車の乗客がホームに降りられる
この2つの変化がありました。
【2】新しい駅舎
日下(くさか)駅の駅舎は、戦後まもなく作られ、70年以上前の古い建物でした。
収支が厳しいJR四国にお願いしても、簡単に建設費は出ません。
そこで地元の日高村がJR四国から駅舎を譲渡してもらい、日高村が駅舎を大幅に改築することになりました。
観光の拠点にもなり、耐震性もある駅舎が、作られました。
待合室もきれいになりました。
木製のベンチが設置されています。
バリアフリートイレもあります。
室内でも今後何か進むようです。
以前は、古い駅舎の前で、観光列車に向けて「トマトの神様」を踊ってくれました。
扉も窓も開かないため、音も聞こえない状態で手を振っていただきました。↓
2024年2月の完成間近の様子↓
そして新しい駅舎が完成したのです。
【3】一緒にお手振りしたことも
私は2022年7月に、日高村の人たちの歓迎に加わったことがあります。
本当は観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗りたかったのですが、高知に到着するのが遅くなりました。
『だったら、お手振りだけでも』と思い、3分停車する日下駅で地元の人たちに混ざってお手振りしたのです。
声が聞こえないので、メッセージを書いたプラカードを掲げてのおもてなしです。
私は大きな手を振りました。
この時にお世話になった日高村の皆さん↑
感謝しています。
この時の話はこちら↓
【4】観光列車で降りられる
3月のダイヤ改正で、観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗ると、日下駅で11分ほど停車して、ホームに降りられることになりました。
窓越しで、声も聞こえない状態での歓迎と比べると大きく改善しました。
いろんな横断幕が作られています。
そうですね、一期一会なんです。
【5】トマトとお茶の おもてなし
毎回同じ「おもてなし」では無いようですが・・・
この日の日下駅では、トマトのおもてなしがありました。
日高村の特産物、糖度が高い「シュガートマト」です。
甘くておいしいです。
ミャーテルさんから頂戴しました。
夜明けのものがたりの車内で食べられるパスタには、この甘いシュガートマトを使用しています。
このパスタ、美味しいから今回も食べました。
次に、お茶がふるまわれました。
清流仁淀川沿いで育った霧山茶園のお茶です。
お茶を1ついただきました。
記念撮影用のグッズも用意していただきました。
【6】物販も
こちらも毎回同じとは限りません。
特産物の物販も行われるようになりました。
↑右は霧山茶園のお茶。
まん中がトマト。1袋350円
左がハーブ塩です。
↑クリアファイル等「すまいるえきちゃん」のグッズです。
夜明けのものがたりが付いている時間帯に販売します。
↑いろんなグッズですね。
このうち、ステッカーと缶バッジを購入しました。
ともに1個200円でした。↓
これで、ますます「志国土佐時代の夜明けのものがたり」の魅力が拡大しそうです。
おそらく今後は、おもてなしの形が少しずつ変わっていくと思います。
須崎のおもてなしも凄いけど、日下も負けていません。
●今までの「夜明けのものがたり」の記事はこちら↓