常磐線・日立駅 茨城の駅をぐるり9 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は、茨城県の駅をぐるりします。

本日の駅は、常磐線の日立駅です。

 

写真は,平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。

また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,最後までごゆっくり!

 

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今日の駅は日立駅です。
日立駅があるのは日立市、人口は約16万人でその中心駅が日立駅です、正面からみると平屋の背の低い駅に見えますが、実は…それは後ほど。
駅名や市名のとおり、あの大企業「日立」の創業地として有名ですが、会社名から都市名となったわけでも創業者の名前でもなく、「日立」というのは江戸時代からある名称らしく、あの水戸光圀が当地を訪れたときに「朝日の立ち上がる様は領内随一」と発した言葉が由来となっているという説もあります。
 
この水戸光圀の言葉も、後ほど納得することになります。
 
駅前です。
駅前は奥が山手で、やや駅側に下っているような地形になっています。
 
駅前には東横インがあり、便利でした。
私もこちらで泊まりました。
ここから福島県のいわき市にかけては大きな街がないのd、このホテルをベースにして駅訪問するのが最適です。
広告の写真、ほぼ同じアングルですね(笑)
 
では駅に入ってみましょう。
駅舎は、地元の建築家の方がデザインした駅舎でとても明るい作りとなっています。
 
自動券売機。
みどりの窓口もあります。
 
そして改札です。
あれ?地表駅・橋上駅と悩んでしまいそうですが、駅構内の地形はこんなふうになっています。
 
コンコースから構内、仙台駅方面を見たところです。
左端が駅前と駅舎コンコースのある位置、構内は崖下にあり、右手に広がる太平洋に向かって数段の海岸段丘構造の地形になっています。
 
では構内に降りてみましょう。
この発車標、見やすいのかどうか私には微妙(笑)
 
構内は2面3線です。
山手に広い側線やコンテナ置き場が続きます。
 
駅は構内から見ると橋上構造になっているので、先ほどの東横インがあった駅前の反対側にも出ることができます。
 
反対側の駅前です。
段丘面が狭いのであまり広い駅前ではありません。
 
さて、日立駅の見所は、さらに浜手までコンコースが伸びているところです。
ここから見える太平洋が絶景で、迫り出し部分にはカフェもあります。
 
平屋の背の低い駅に見えた日立駅の秘密は、反対側の浜手から見るととても高い位置にある駅なのです。
海岸までは、段丘がさらに下がっていて、このような絶景を生み出しています。
 
眼下の大海原を眺められる駅というのは、あまり多くないでしょう?
もし天気が良かったなら絶景の朝日が見られたのではないかと思います。
そうすれば水戸光圀の言葉もさらに納得できたのではないかと思います。
 
 
(平成30年8月訪問)
 

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