2024.3.9 ふたつのさよならに、ただいまを添えて。〜5年ぶりの銚子、別れと再会の旅⑧ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

仲ノ町駅、この日二度目の滞在。

時々漂ってくる醤油の香りに包まれて、ゆっくり時間を過ごす。

駅で何もしないというのも、良い旅の理由になり得るのである。


さて、仲ノ町での2回目の2001F出迎えは外川方のホーム先端へ。

ちょい逆光気味にはなるが、これもまた味わいがある。


ここでのポイントは、袖山さんがスタフを運転士に渡すところ。

というのは実は後付けの理由で、たまたま巡り合わせたシーンだったことを白状しておく。


結構な乗降があり、また一気に駅が賑わう。


そして、そのまま発車を見送ることに!


実は今回まともに沿線での走行写真は撮れず、これが後追いながら唯一それらしきものに。

やはり約1時間ヘッドの単純往復は、かなり移動制約が厳しいものと実感した。


引き続きまったり過ごしている間に、この日の22000形の初運転に立ち会っていた奥鉄道部長や

袖山さんと会話を交わすなど、旧交を温めるなんてことも。

まぁ、奥さんには遠い時には静岡県内とか、イベント会場でよくお会いするのだけどw


ただこの時点で、奥さんからは諸々対応に苦慮しているとの話は既に聞いていた。

そして昨日、警察に被害届が出されたという報道が出た。

いい機会だから、とことん実態を洗い出して今後の戒めにして欲しい。

それに関する協力は、これからも惜しまないつもりである。


我が物顔にならないよう気をつけつつ、これからも気軽に“ただいま”の言える場所であるように。

そんな稀有で大切な場所が、これからもあり続けるように。


そう祈って、いよいよこの銚子から離れることに決めた。


ということで、2001Fの最終乗車は仲ノ町→銚子間となった。


ただ、この編成との別れは、もうちょっとだけ先に持ち越すこととなる。


それはまだ、銚子駅に降りて銚子電鉄ホームを離れた時には自分も知らなかった。

ふたつのさよならとただいま、そして再会はほぼ目的通りに完遂できたのだが…

心のどこかで不完全燃焼の要素も残っていたことが、後日また少しだけ身体を動かすのである。