拙宅に、トミックスのワイドトラムレールを使用し、「街コレ」のストラクチャーを並べた路面電車の運転場(通称「チンパン実験線」)が誕生して、先月で1年となりました。
当初は1~2カ月程度の予定が、ダラダラと延びまして、今なお時折路面電車がゴロゴロと走っております。
というわけで1周年なのですが、最近何かと忙しく、記念行事の類は特に行われずに早くも4月です。
それでは1周年記念車輛の購入を、と思ったのですが、あろうことかそのための予算が流電(飯田線快速色)に化けてしまいました。入線が有力視されていたのは「リスボン市電もどき」でしたが、こちらは諦めたわけではなく、改めて購入予定です。
そんな中、近日中に手を付けたい模型たちの中に路面電車のモデルを見つけました。鉄道コレクションの「広島電鉄5100形5104号 グリーンムーバーマックス 広島東洋カープデザイン」です。
この模型は昨年の発売で、動力、パンタ共々購入したのですが、どういうわけか後回しになっていたものです。恐らく、模型と共に当ブログで「広電とカープ」について書こうと思ったものの上手くいかなかったのでしょう。せっかくの機会ですから、動力化してしまいましょう。
動力(TM-LRT05)とパンタグラフ(C-PS27N)の取付は難なく終わりました。パンタについては、以前に発売された5100形のノーマル仕様にも今回取付ています。
カープファンというわけではありませんが、「野球ネタ」はついつい買ってしまいます。
走る「カープ坊や」、広島カープといえば伝統的に「機動力野球」ですよね。
「CARP」のロゴ、個人的には1970年代のロゴが好きですが、電車の車体に似あうのは現行のデザインでしょう。
マスコットの「スラィリー」です。『セサミストリート』っぽいキャラと思ったら、同じ会社(アメリカのハリソンエリクソン社)のデザインでした。
先輩と並べてみました。
そして、「チンパン実験線」を快走しました。これからも当鉄道の軌道部門をよろしくお願いします。
ところで、今回の模型工作(という程のものでもないか)のおかげで、思わぬ副産物(?)がありました。この電車と同じ所には、近いうちに手を付けたいなあと思いながら、そのままになっていた車輛たちが保管されていました。最近、旧国にうつつを抜かしていて、すっかり「後回し」になっていた気の毒な模型たちです。「私たちも何とかしてよ」という悲痛な叫びが聞こえてきそうです。そろそろ着手しなくては、と心に誓った次第です。とはいえ、次に入線するのはまたも、というところで本日はこれにて失礼いたします。