所有事業者:ジェイアールバス関東

仕様・用途:都市間夜行高速路線仕様

         (高速「青春エコドリーム」号仕様)

登録番号:足立200 か 2153

社番:D654-09503号車

配置:東京支店

初年度登録:2009年

シャシー製造:三菱ふそうトラック・バス

搭載機関:三菱6M70(T4)型

車体架装:三菱ふそうバス製造

車両型式:BKG-MU66JS

車名:三菱ふそうエアロキング・ハイウェイライナー

撮影日:2024年3月23日(土曜日)

撮影場所:東京駅日本橋口

 

 

「エアロキングはまだ生きている!」

先月末、JR東海バスで最後まで残っていた国産二階建てバス「エアロキング」がラストランということで、一般のテレビニュースでも報じられましたけど、まだエアロキングは活躍しています。

画像は先月撮ったものですが、JRバス関東と西日本JRバスでは、まぁ、予備車扱いなんでしょうけど、辛うじて稼働している車があるようです。今回撮ったのは、廉価版の「青春エコドリーム」仕様で、おそらくJRバス関東でも残っているのは1~2台でしょうね。この時は西J車のエアロキングも来京しており、やはり「青春エコドリーム」仕様車でした。

 

関東の「青春エコドリーム」仕様車については、もう少しまともに撮れているのがあり、どっか節目の回(No.1200とか、No.1300とか)で取り上げようかと思って温存していたんですが、近々だとNo.1200では取り上げる題材が既に決まっているのと、何と言っても「2024年3月に撮った」から意義があるので、些か中途半端ではありますが(No.1150でも良かったかもしれない)、前倒しで取り上げた次第です。

 

画像背後にスカニア・アストロメガも見えますが、やはりエアロキングの存在はデカく、二階建てバスを語る際に諄いほど申し上げるように、二階建てバスは需要があります。まぁ、2024年問題を絡めた人材不足という点と、今のバスはまだ高速路線仕様車に侵攻していないけどEVが急速に普及しているという点から、国産の二階建てバスが復活するのはかなり難しい領域なのかもしれませんけど、メーカーも考えた方が良いかなって思ったりします。

 

 

【参考文献・引用】

BUSRAMA EXPRESS No.11「The King -エアロキングの四半世紀-」

BUSRAMA SPECIAL No.13「30周年を迎えたJRバス」

(いずれもぽると出版社 刊)