祝! TEC STATION限定 キハ47 Choo Choo 西九州 TRAIN 入線! | キハでGo!

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こんばんは!

今日も穏やかな気候で過ごしやすい一日でした。この穏やかさが一年中だといいのですがw

 

40代半ばになり、以前に比べてゲームをあまりしなくなりました。そんな中で最近、再燃しているのがテクノブレインの「ぼくは航空管制官2」シリーズです!

こちらは2000年初頭に羽田空港を皮切りに日本各地の空港が発売され、私は発売当初から予約で買い続けていました。

何気に棚を見るとソフトがあり、Windows XP時代のソフトであり、Win10のPCになってからインストールすることなくかなりの年月が経っていました。Win10で動くのかと試してみたところ、起動しますが動作がカクカクでした・・・・

 

しかしネットで調べると公式HPにVistaや7用のパッチがあり、ダメもとで充ててみますと・・・見事に動作しました。

このゲームは航空管制官として出発する航空機と到着する航空機を無線で誘導するのですが、パズル風に仕立てられていますが、本格的な内容であり、さらに難易度も高くてやりがいのゲームです。

南は那覇空港から北は札幌空港まで国内のあらゆる空港がシリーズで発売され、私は全種もってますw

今回は「成田 Star Light Airways」という成田空港の夜間版ですが、シナリオ1は早朝ですw

早朝は貨物便の出発が多く、1枚目はFedexの航空機であり、そして到着便は遠路の旅客機が多く、2枚目はオーストラリアのカンタス航空です。

これらを1機ずつ誘導するのは簡単なのですが、時間の経過と共に複数の出発・到着便を同時に対応する必要があり、かなり大変です・・・(実際は複数の管制官がパート分けしているので、ゲームの様に一人で全てをさばくことはないのですがw)

久しぶりにプレーすると意外と難しいのですが、20年ほど前の記憶がよみがって楽しむことができたので、他の空港も随時、インストールしたいと思います。

このシリーズは現在は4まで出ているのですが・・3から機体がリアルになってしまい、個人的には1、2のデフォルメされた期待が気に入っているので、今後も2を楽しむと思いますw

 

そんなPCゲームも楽しんでいるキハすきすきですが、お届け物が溜まっているので、昼から一つ開封しました。

テックステーションから発売された専売品のキハ47です。

ぱっと見た感じ・・・かなり派手ですw

ただパッケージはイベント列車なので紙スリーブ付きの特別パッケージを期待していたのですが、期待に反してテックステーション仕様の白箱のみでした・・・orz

 

こちらはJR九州が2022年9月の西九州新幹線の開業に合わせて佐賀と長崎県内で走行するキハ47の2両に対して佐世保の観光名誉大使を務めるEXILEのTAKAHIROさんが絵柄をデザインし、地元の小学生がペイントしたイベント列車です。TAKAHIROさんから「両県の名品や文化などをちりばめており、地元の方に愛されながら走行することを願っています」とコメントされています。

付属品はいつものHG特有の多さですw

 

車両を見ますと、共に左は8000番台の8076で、右は9000番台の9041です。

8000番台はトイレ付きの0番台であったキハ47-76に対して2008年に機関更新等の改造がされ、トイレの水タンクも小型化して床下に移設されたことから水タンクが撤去されています。

9000番台はトイレ無しの1000番台であったキハ47-1041に対して2010年に機関更新等の改造がされています。

両方ともJR九州に譲渡されてから車体の腐食防止を目的にベンチレーターは撤去されています。

この車両は一般的な「ラッピング車両」ではなく、車体を真っ白に塗装してからTAKAHIROさんのデザインを描き、それに小学生が塗装しているので、「塗装変更車両」です。なのでラッピングと違って長く活躍しそうです。(制作時に関西ペイントなどの専門会社から技術アドバイスをもらいながら塗装したようです)

 

側面は1枚目の通りですが、反対側も同じ絵柄なので、どちらから見ても同じ絵が楽しめるようになっています。

佐賀の唐津くんち(1枚目下の右側のさかなの絵)や長崎のカステラ(1枚目上の中央あたりの絵)などが賑やかに描かれています。

そして今回の製品で注目すべきポイントは、2枚目の下にある9000番台です!なんとTOMIXでは初のJR九州独自のエアコン機器が再現されています。色は屋根と同じ真っ白なので、あまり目立ちませんが、今まではベンチレーターが撤去された車両だけだったので、この屋根もちゃんと再現した「Choo Choo 西九州 TRAIN」の模型は貴重な存在と言えましょう!

 

キハすきすき線区に所属するJR九州のキハ47を見てみたいと思います。

まずはTOMIXのキハ47(九州色)ですが、こちらは機関更新されずにベンチレーターが撤去された車両です。(詳しくはコチラ

こちらのセットはかなり瞬殺気味に市場から無くなり、最近はロマサガ・ラッピングが発売されたので、再販されるのではと噂されていますが、いまだにアナウンスはありません。

 

お次はアクアライナー仕様のキハ47です。左はTOMIX(詳しくはコチラ)、右がKATOです。

共にベンチレーター撤去車ですが、TOMIXの方は0番台と1000番台のセットですが、KATOの方は2両とも0番台になっています。また屋根の色もTOMIXは白ですが、KATOの方は灰色です。(ノーマルのキハ40系の屋根よりは薄めですが、灰色です。)

側面は上がTOMIX、下がKATOですが、ほぼ同じでどちらも塗装、文字プリントもきれいです。

 

最後はかなり前にヤフオクで安くで買ったマイクロエースの4両セットです。(詳しくはコチラ

左と上からキハ47-8087、キハ147-53、キハ47-8088、キハ47-4509です。

マイクロエースらしいセットであり、キハ47のJR九州パワーアップ版であるキハ147が入っており、さらに寒冷地仕様のトイレ無し1500番台をJR九州で改造した4500番台も・・・・(もちろん、台車は空気ばねのDT44ですw)ちなみに模型では分かりませんが、この4509は2軸駆動化改造もされており、山岳部でもパワフルに走行できるようになっています。

なのでTOMIXやKATOはベンチレーター撤去のみの製品化ですが、マイクロエースは全てJR九州で何らかの改造をされて改番されたキハ47の詰め合わせを発売するマニアックなことをしていました。

 

先ほどのChoo Choo 西九州 TRAINの9041とマイクロエースの8087と並べてみました。

トイレの有無で違いはありますが、同じ屋根上にエアコン機器が乗っています。

造形もTOMIXと比べてもマイクロエースもなかなかイイ感じではと思います。このマイクロエースの九州色は2011年に発売されており、九州色はマイクロエースの商品が唯一無二の存在でした。(KATOのアクアライナー色は同じ2011年ですが九州色は出ず、TOMIXは2018年にアクアライナー、九州色を発売しています。)

 

屋根上ですが、色以外は同じように見えますが、よくみると屋根を這っている管にも違いがあり、TOMIXの方はエアコン機器の前で分岐していますが、マイクロエースの方はストレートになっています。

そしてベンチレーター撤去もTOMIXの方は撤去痕が薄っすらと残っていますが、マイクロエースの方はきれいに埋められています。

どちらが正しいかと言えば、どちらも正しいようです。ベンチレーター撤去痕はきれいに埋められた車両もあり、エアコンの配管も時期等によって違いがあるようです。

さらに同じ番台でもエアコン機器が屋根に無い車両もあるようで・・・JR九州のキハ40系を把握するのは、かなり至難の業と思われます。

 

色々と見比べましたが、いつものお座敷レイアウトに入線させました。

白をベースにしていますが、暖色系の鮮やかなイラストが多く、かなり賑やかな編成ですw

 

走行もいつも通りスムースであり、九州色とのすれ違いも堪能・・・やっぱキハ40系はいいですねw

 

JR九州のキハ40系はベンチレーター撤去前(詳しくはコチラ)も含めて、色々とありますが、やはりマイクロエースのニッチな模型化には頭が下がります。そして今回、屋根上のエアコン機器もしっかりと再現してくれたTOMIXにも、テックステーション扱いでかなりのお値段でしたが、キハ40系好きの私には感動の一品でした。

 

商品の到着時は2両とも運転台は左向きに収納されていましたが、同じ絵柄になるので収納時に9041のみ運転台を右向きにすることで箱から出さなくても絵柄を楽しめるようにしておきました。

この編成が走行する長崎・佐賀で運用されている青色のキハ47も製品化して欲しいですね・・・できればTOMIXの商品としてw

今回は屋根上のエアコン機器が載ったJR九州のキハ47が出たので、九州色でも出るかもしれませんね。楽しみですw

 

マイクロエースのキハ47を出したときに何か違和感を感じました・・・お判りでしょうか・・・・

なんと1枚目上から3両目の8088ですが・・・床下パーツの向きが逆になっています。

2枚目に8000番台を2両並べましたが、上の8088はエンジンが車番の右側になっています。

このセットはヤフオクで購入し、前オーナーさんが上2両をTN化し、下2両は8088の運転台側のみTN化していますが、恐らくその時に間違って作業されたのでしょうw

 

前オーナーさんもかなり器用だったようで、単にTNカプラーをポン付けするのではなく、キハ40系用のスカート付のTNカプラーを床下パーツ、TNカプラー、スカートを加工して取り付けられていました。

さらに接着時にゴムボンドを使っておられたので、1枚目の様にきれいに外すことができ、同じように反対側の方をヤスリやデザインナイフで床下とTNカプラーを加工して無事に2枚目の通り、正しい向きに付け替えられました。(ついでに2両目のM車も運転台側のTNカプラーがスカスカでボディが浮くので調整して、しっかりとはまるように加工しました。)

ヤフオクで購入してかなりの時間が経過していますが、今頃になって気が付きましたw

不覚であり、ちゃんと愛でていない証拠と思うと、まだまだ「キハ40系LOVE」が甘いのかもしれませんね・・・

精進せねばw

でわでわ

 

 

今回の「Choo Choo 西九州 TRAIN」ですが、テックステーションでは、まだ在庫はありますので決して転売ヤーから買わないようにご注意ください。

その反面、発売から2時間ほどで売り切れ、1か月後に再販されたキハ183のラストラン・オホーツクの組替セット(詳しくはコチラ)は今回も数時間で売り切れてしまいました。さらに上記の通り、再生産の予定は無いとのことであり、こちらはネットでは転売ヤーが沸いてくるかもしれませんね・・・まぁどのくらいの数が販売されたのかにもよりますが・・・

でわでわ

 

普通にテックステーションで買えるのに5万円超えの値段とは・・・キハ183も倍以上・・・やれやれ