安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

本日４月６日は、いよいよ273系 新型やくもがデビューします。

273系の先行投入はパノラマグリーン車編成の運用ダイヤなので、紫色のスーパーやくも編成は一足先に昨日、ラストランを迎えました。

紫やくも・緑やくも・国鉄色やくもはそれぞれ、伯備線運行開始50周年を記念して復活しましたが、今回のラストランを迎えるにあたり米子駅では、セレモニーが開かれて沿線住民や鉄道ファンなどが別れを惜しんだようです。

乗車率もほぼ満席で、岡山から米子へ到着しホームへ降り立った約140人の乗客には、ティッシュケースなどの記念グッズが手渡されたそうです。

今日からは一部の列車で先行営業運転を開始した新型 ブロンズやくもですが、６月15日からは全ての特急やくもが、新型車両で運行されることが決まっています。

1958（昭和33）年11月１日から走り始めた国鉄型特急列車は、いよいよその終焉の時を迎えることとなり、2024（令和６）年６月14日を以て定期運行を終ます。

紫やくもは1994（平成６）年12月から2006（平成18）年３月まで運行された特急 スーパーやくも用のデザインでした。

2023（令和４）年２月17日から復刻カラーで運転開始となり、当初は４両編成でしたが３月16日からは６両編成での運転となりました。

復刻運転期間は短かったのですが、６両全ての車両が統一カラーではなかった運用でもあり、比較的混血編成がよく見られた編成でもありました。

と、緑やくもに関しては以前の記事で語ったので、今回は緑やくもの写真でありながら、昨日ラストランを行った紫やくもについて、少しだけ語ってみました。

と言うことで緑やくもですが、残された時間はあと約２カ月間。

復刻スーパーやくもは結局、１回しか会えませんでしたが、緑やくもと国鉄色やくもには、一体何度会えるでしょうか。

緑やくもが登場したのは1997（平成９）年で、スーパーやくもの登場から約３年後なのですが、しばらく間は紫やくも・緑やくも・国鉄色やくもが揃っていました。

３つの編成が揃ったと言う点も、リバイバルとして当時の再現でしたが、私個人的にはこの緑やくもは、あまり好きではなかった思い出があります。

なぜ緑帯の下が黄色いラインなのかが、センスが無くて興味を削がれるカラーリングで、189系の特急あさまと比べても、 見劣りと感じてしまうのは今も変わりません。

帯が濃黄色でラインが緑ならカラーバランス的には正解なんですけど、国鉄色からイメージチェンジするために、ムリヤリやった急いだ感は拭えませんが、その当時の感想も含めて、懐かしいデザインの緑やくもです。

後半、ホームに止まっている写真から、JR四国の2700系 特急型気動車と、極力合わせて撮ってみました。