(その9からの続き)
-中川(9:32着・9:45発)-
斜面にへばりつくぶどう園を横目に、米沢盆地を抜けました。
中川駅まであと1km。
国道を渡る信号がなかなか変わらず、結構待たされた。
正面に見える大きな建物はかわでんの本社工場。
かわでんは主に配電盤を扱う会社で、
山形県に本社を置く企業としては最初に上場した企業なんだとか。
こういう場所に本社を置く会社が最初の上場企業なんてちょっと意外と思ったら、
東京で立ち上げた会社が戦時疎開して根付いたらしい。
駅へアプローチするため踏切を渡るところで
ちょうどつばさが通過していきました。
意外とのんびり走っている感じ。
駅前の集落に入りました。
もともとはこの道が赤湯と上山を結んでいた街道みたい。
駅へのアプローチ。
かわでん本社工場の入口があるとはいえ、
基本は民家に挟まれた駅前通りで静かな雰囲気でした。
中川駅に着きました。
駅舎代わりの待合室がある無人駅でした。
ホームは2面2線の相対式。
この駅間は意外と速く歩けました。
新しいランニングシューズは痛みも感じず、相性も良さそうです。
豆も今のところできていない。
次の駅へ向かいます。
旧街道とおぼしき道まで戻って、さらに先へ。
歩いてきた道を振り返って1枚。
踏切渡って、何の変哲も無い橋を渡って…と思いきや、
回り込んでみると、なかなか趣ある橋でした。
この橋は吉田橋。
廃道の父…もとい初代山形県令の三島通庸によって
1880年に架けられた石橋で、南陽市の指定文化財にも指定されているそうです。
県道に合流して、さらに北へ。
この道はかつての国道13号だったようですが、
今の交通量はまばらです。
左側から現在の国道13号が迫ってきましたが、
意地でも合流しないとばかりに併走。
山形行きの普通列車が通過していきました。
県道の交通量はごくわずかなのに、
しっかりした歩道がついてるのは元国道だからだろうか。
それでも国道には合流せずに、線路沿いの国道を進みました。
しれっと上山市に入りましたが、
峠や川のようなわかりやすい特徴はありませんでした。
正面に中山の集落が見えてきました。
このまま進めば次の駅まであと少しですが、
ちょっとだけ寄り道したいと思います。
(その11へ続く)
中川駅周辺のGPSログ(1/30,000)です。
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