常磐線・佐和駅 茨城の駅をぐるり7 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は、茨城県の駅をぐるりします。

本日の駅は、旧駅舎当時に訪問した常磐線の佐和駅です。

 

写真は,平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。

また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,最後までごゆっくり!

 

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本日は佐和駅です。
訪問当時は横長の木造駅舎が残っていましたが、昨年(令和5年)9月に橋上駅舎に生まれ変わりました。
佐和駅の開業は明治30年です。
 
駅前です。
ひたちなか市の中心地(勝田・那珂湊)からはかなり離れていて、駅周辺は静かな住宅地となっています。
 
 
佐和駅の駅看板、もう残ってないんでしょうねえ。
 
財産標です。
明治30年の開業当初の駅舎かと思い撮影しましたが登録は明治39年になっていました。
ただ、これで一概に開業当初の駅舎ではないとは言い切れない理由があります。
 
佐和駅は、日本鉄道という私鉄の駅として明治30年に開業したのですが、この財産標に記載された明治39年に国有化されています。
 
一般的に駅の建物である財産標が表示されるのは「国有財産」に対してなので、この財産標に記載された明治39年というのは、国有財産になった日なのです。
 
ということで、この明治39年登録の駅舎というのは、イコール建築年であるとまでは言い切れないのです。
 
蛇足ですが、建築と登録のずれ、その逆パターンもあります。
 
たまに駅の開業日より早く財産登録されているパターンがあります。
これは、駅建築のための予算執行年度が財産登録日で、開業は翌年度になっているときがあるパターンです。
 
このパターンは旧国鉄の木造駅舎では珍しいものではありませんので、古い駅舎を訪問する機会があったらチェックしてみてはいかがでしょう。
 
なお、財産標は国有財産のみと申し上げましたが、JRでもそのまま継承されていますし、もしかしたら私鉄でも財産標を設置している会社があるかもしれません。
 
話がそれましたが、真夏で外は暑いので、日陰の駅舎に入ることにしましょう。
 
きっぷうりばです。
みどりの窓口はなく、指定席券売機が設置されています。
あっ!JR東日本は別の呼び方でしたっけ?
 
改札です。
自動改札機は新しいのですが、発車標は、いきなりローカルっぽくなっちゃいました。
 
では構内です。
 
構内は相対式の2面2線です。
奥が上野駅方面です。
 
こちらは仙台駅方面。
私が立っているホームは元々島式だったようです。
さらに中線もあったみたいですね。
 
駅名標。
地表型に…
 
…電照式吊り下げ型。
そうそう、駅名標の形式名称、私のオリジナル表記なので公式な名称ではありません。
 

 

 

(平成28年7月訪問)

 

 

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