久しぶりにKATOのC12が再販されました。
美里山倶楽部でも1両持っていますが、今回の再販を機会にもう1両増備を行いました。
まず実車の写真から・・・
これは奈良井宿のC12で珍しいデフ付の車両です。
C12は昭和7年(1932年)から昭和22年(1947年)までの間に293両製造されたそうです。
現在の保存機は30両あまりで動態保存機は真岡鐵道のC12 66だけみたいですね。大井川鐵道のC12は休止中だそうです。
こちらは先日鬼怒川温泉に行ったときに会津田島まで足を伸ばしたときに写したC11。こちらもC11にしては珍しい門鉄デフでした。
昭和7年(1932年)から昭和22年(1947年)の間に381両製造されたと記録に残ってますから、C11とC12は同時期に作られてたことになります。
保存機は50両あまり、動態保存機は6~8両みたいです。
製造時期はほぼ同じですが、使われ方は規格の低い区間や入れ替えで主に使われたC12に比べC11は少し華やかで20系ブルトレの「さくら」の一部区間を牽引したり8~10両くらいの客車列車を引っ張ったりしたことがありました。
美里山倶楽部は男鹿線で8両編成のロングシート化したオハ61系客車に乗ったことがありますし、磐越西線で末期のC11とDD51の重連にも乗ったことがありました。
Nゲージの模型も見ていきましょう
左がC12、右がC11です。
KATOの模型ではオーソドックスにC12はデフ無し、C11は標準のデフがついています。
動輪はC12が1400mm、C11が1520mmなのでC11の方がスピードが出るのでしょう。
正面から見るとC11のボイラーは大きいです。
C12は細身で華奢に見えますがこのおかげでどこへでも走ることが出来たんでしょう。
こうして斜めアングルにするとC12が貨物、C11が客車という構図でハマる感じがします。
後方はC12の方が視界が効くようなのでバック運転は両者出来るとはいえC12の方が得意そうですね。
C12の映えアングル。
細身なボイラーが目をひきます。デフがないので化粧すればそのまんまトーマスになりそうです。
対して太いボイラーで押し出し感満載のC11。
実機でも静態機でも動態機でも見慣れているのでこのスタイルがタンク機らしいという声も多いでしょう。
真横で同縮尺比較。
全長が短いのが目を引くC12。
動輪も少し小さいはずなのにあまり分かりませんでした。
堂々としたC11。
でも実機のSL大樹を見た時はかわいいスタイルと思ったんですがね。
実はNゲージとしての牽引力はC12とC11は大差ありません。客車5両は余裕で牽引できて30‰を登ります。
ただしバック運転になるとゴムタイヤ動輪が浮き気味になるため牽引力は半分以下に落ちました。
C12はお手頃の機関車で再販されてヤフオクの馬鹿みたいな取引も減っています。
次はC11も再販してほしいですが、特定の動態保存機に特化するのはやめてほしいと思います。
3月中に終わらなかった
外壁塗装
いつ頃終わるのだろうか
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