名古屋線系統では主に急行で活躍する5200系列ですが更新工事の完了後は内装の変化も特に無く、座席のモケットも赤系をずっと維持していました。しかし最近になってVX02が1422系や1220系等の更新車で見られる花柄のモケットに張り替えられ、「遂にクロスシート車にも新モケットが採用されたか」って思ってしまいました。花柄の新モケットは一般席が赤系、優先座席がオレンジ系をそれぞれ採用しており、シートカバーの色で区別していた旧モケットよりわかりやすくなっています。


(2019.11.2 近鉄蟹江〜富吉間にて撮影)

 五十鈴川行きの名伊間急行に充当されるVX02です。この頃はまだ1422系等の更新が始まっていなかったため花柄のモケットは影も形も無く、更新当初の赤モケットだけだったためこの編成を選ぶ楽しみは今よりも少なかったですが名古屋線では最若番の編成であったため当たったらラッキーって思えました。


(2019.11.2 近鉄蟹江〜富吉間にて撮影)

 この日は名古屋方に1810系H27を連結していました。同系は当時既に少数派になっていましたが現在も変わらず活躍を続けており、残存する2編成(H26・H27)は伊勢方先頭のMc車モ1810形に下枠交差形パンタを2基搭載するのが特徴です。ただ急行運用ではMc車は中間に入ってしまいますが・・・