一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

飯田線旧型国電最後の力走21(54001/68406) 

1983/03/06 飯田線 木ノ下/伊那松島、238M 平岡行
クモハ54001/クハ68406

 中央アルプスの残雪を背に走行の238Mは、2両編成。茅野発では6両で辰野から4両、

そして伊那松島で2両に減車で平岡まで走行。2両編成はとても好ましく感じてしまう。

クモハ54001の客ドアが3枚とも2枚ガラスであることが目立つ。これも好ましい。

 

1983/07/23 飯田線 中部天竜、クモハ54001

 運用終了後は中部天竜に留置。パンタグラフを降ろして廃車待ちの姿はさみしい。

 

1983/03/06 飯田線 辰野、クモハ54001

 運転助手席側1位3位側客ドアも全部2枚ガラスであり、特に末期では目立っていた。

1983/07/23 飯田線 中部天竜、クモハ54001

  クモハ54001←(54001)(1937年製)

 トップ番号クモハ54001は末期まで残っていた。リベットがよく見られる。

 

 

1982/03/10 飯田線 伊那松島、1228M、クハ68406

1983/03/06 飯田線 伊那松島、238M、クハ68406

  クハ68406←68034←55120←68006(1936年製)

 クハ68406は、残念ながら停止しての撮影画像がどうしても見つからなかった。

そのため、運転席側2位4位側、助手席側1位3位側とも厳しい画像になってしまった。

お恥ずかしい限り、どうも相性が悪いのか見落としか撮影漏れが発生。困ったもの。

ただ、走行写真画像でも、あっただけまだよかったのでしょう。

 

  参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、

     国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版

     時刻表 1983/03、他