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テーマ:鉄道(22049)
カテゴリ:旧型国電
国鉄 70系・80系:名古屋駅にて
生まれて初めて名古屋駅に降り立ったのは昭和52年。まだ中学1年の春休みでした。 名古屋と言えば日本でも東京・大阪・京都と並ぶ大都市ではあることは当然に知っており、当時、485系・583系「しらさぎ」、583系「金星」、キハ80系「くろしお」「ひだ」、日本初の振り子式特急381系「しなの」など、それまで逢ったことのない憧れの特急列車が発着する夢の場所でした。 初めて乗車した大垣夜行(当時347M)、そして初めて降り立った名古屋駅。 最初に出迎えてくれたのは憧れの特急列車ではなく、都心部では見られなくなった70系と80系という、ローカル然とした旧型国電たちでした。 昭和52年3月30日 名古屋駅にて 当時も既に111系や113系は走っていたでしょうし、中央西線の普通列車はスカイブルーの103系が幅を利かせていたように記憶しています。 しかし、この時間に見られた光景は、東海道線の80系と中央西線の70系という、別の意味で憧れのシーンでした。 都心では既に旧型国電が撤退し、神奈川・千葉でのみ73系が見られた時代。 首都圏で70系と80系が顔を合わせることがあったのは、当時では高崎駅だけだったように思います。 そんな珍しい光景が、しかも80系が2本も居るわけですから、旧型国電ファンになる前の自分としても、これには興奮したものでした。 あれから50年近くが経過、113系はおろか後発の117系でさえも世代交代となり、さらに211系すら終焉を迎えた今となっては、夢のような光景となってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.31 00:10:06
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