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本日はこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。西武鉄道 10000系 レッドアロークラシック です。
初代レッドアロー5000系の後継機種に当たる車両です。
1993年から運用を開始しました。
結構古い車両になるんですね。
初代レッドアロー5000系は非常に印象的な車両でした。
西武の特急車両は意外と歴史が浅く、5000系が西武鉄道としては初の特急専用車両で、鉄道友の会が制定するブルーリボン賞を受賞しています。
1969年の登場から1995年まで運用され、まさに昭和西武の顔、と言える車両でした。
10000系はそのあとを受けて登場します。
イメージを一新し、グレー系統の塗装でさっそうとデビューしました。
5000系を置き換えるとともに、新宿線に新設された特急「小江戸」の運用にもつきました。
12編成84両が製造されました。
西武10000系は『平成西武の顔』と言っても過言ではない車両です。
時は流れ、2011年に10105編成にリバイバル塗装として、5000系レッドアローの配色を模したラッピングが施されました。
それが今回ご紹介のBトレ「レッドアロークラシック」です。
全く違った印象に見えますね。
主に池袋線系統の「ちちぶ」「むさし」等に充てられたほか、臨時列車などに用いられたそうです。
初代レッドアローを彷彿とさせることもそうですが、何か国鉄特急色に近い配色で、どこかしらに「なつかしさ」を覚える車両となっています。
最初見たときには西鉄2000形かと思いました。
2021年まで10105編成にこのラッピングが適用されました。
初代レッドアローをオマージュしたラッピングは、10年近く続けられたところをみても、好評を博していたことは想像に難くありません。
どことなく昭和を感じさせる10000系レッドアロークラシック。
富山でまだ現役を続ける初代レッドアローにも会いに行きたくなりました。
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