255系 臨時延長措置は効果覿面!6月末からE257系で大丈夫なの…?


こんにちは!
今回は255系に関する記事を書いていきたいと思います。
255系の定期運用撤退と、わかしお・さざなみの臨時充当からおよそ半月が経ちました。255系の臨時延長についてJR東日本は、全席指定化に伴う混雑等を防ぐための施策と発表しています。おそらく、京葉線通勤快速廃止と合わせて多数の乗客が乗ることが見込まれるため、このような措置が取られたと見られています。臨時充当の開始から約半月、255系継続の効果は出ているのでしょうか?夕ラッシュ時真っただ中の18時に東京駅を出発するわかしお13号の予約状況を基に、255系の効果を見ていきましょう。

予約状況

それでは予約状況を見てみましょう。現代は便利なことに、駅の指定席券売機まで行かずとも、ネットでどんな感じか野次馬確認することが出来ますので、えきねっとの予約状況を見てみましょうね。確認したのは3/27の予約状況です。まずは出発の約1時間15分前、16:45ごろの状況を見てみましょう。

一番空いていたのが7号車でしたが、7号車の状況がこんな感じです。窓側の半分ぐらいが既に埋まっていますね。一番空いている号車でこれですから、当然他の号車はもっと混んでいます。なかには窓側はほぼ満席の号車も存在していました。わかしお13号は通勤特急の側面も強く、直前予約も多い特急です。この先ももっと埋まっていきます。それでは出発の30分前、17:30ごろ状況を見てみましょう。

こんな感じです。この時間になると1号車が最も空いている号車になっていました。一番空いていてこの空き具合です。ちなみに他の号車はどんな感じかと言いますと、ほぼすべての号車の窓側が埋まっているような状況でした。30分前で既に8両分の窓側がほぼ満席ということで、やはり結構な需要があるのだということが分かりますね。


最後に出発直前、5分前の17:55の予約状況です。一番空いているのは2号車になりましたが、2号車でも窓側は満席です。他の号車も当然ながら窓側は満席でした。一番混んでいた5号車は通路側も半分ぐらいが埋まっている状況でしたね。

これだけ埋まっているならば、やはり255系を臨時充当したのは正解だったのだろうと思いますね。
この便は約14分後の通勤快速が格下げされており、おそらくこれまで通勤快速に乗車していた方の中にも、この便を使っている人もいるのではないかと思います。そういった便ですから、やはり一定数の需要はあるのだろうと思います。
ちなみに1時間後の19:00に255系で運転されているわかしお15号もありますが、こちらは13号以上に混雑することもあるようですね。



ということで、平日の実質的な通勤特急となりつつある、わかしお13号の乗車率はこんな感じでした。9両(1両はグリーン車であるため実質8両)の窓側は全て埋まり、通路側も一定数は埋まるような混雑率ということで、やはり9両にしておいて正解だったのではないかと思いますね。実際には飛び乗りで車内料金を支払う方もいるでしょうから、もう少し埋まっているのではないか?と思います。
このような状況で5両にすると、毎日ほぼ満席、場合によっては席が埋まる可能性もあるのではないか?と思いますが、本当に6/28の後はE257系の5両にするのでしょうかね?少しキツイのではないか…?と思ってしまいますが、強行突破で詰め込むのでしょうか?(笑)ちなみに平日にあかぎに乗ると、通路側までほぼ満席の詰め込み特急みたいな感じになっていますが、やはりこれと同じような状況にするのでしょうかね。個人的には今回255系を臨時充当させている便の中でも、朝・夕ラッシュ時の特に混雑がひどい便のみ255系継続でも良いのではないか?と思いますが、どうなんでしょうね。255系は波動用車両として残ることは明らかになっていますから、結局1~2編成は引き続き残ることになるのですよね。それならば混雑便だけ255系継続させ、朝夕1~2運用ずつで、1~2編成分の運用残した方が良いのではないか?と思いますけれどもね…。特にわかしお13と15は9両か10両を維持した方が良いと思います。255系を1運用に抑えたいならば、わかしお13か15のどちらかを255系で、余った一方をE257系10両にするというような措置でも良いと思いますけれども…。果たしてJR東日本はそういったことをするつもりはあるのでしょうか。この辺りはどうなるのか、6/28以降の動向は割と注目なのかと思います。
今回は255系に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!
※当初わかしお15号と書いていましたが、ダイヤ改正で便名が変わり、正しくはわかしお13号でした。訂正いたします。