というわけでまたまた名鉄の話題ですが、今回は名鉄知多新線です。写真は2021年3月撮影でこの頃は名古屋直通の急行・特急が1時間に1本ずつ(金山まで行く普通も含めると計3本)乗り入れていたのですが、去年3月のダイヤ改正でこの路線のダイヤにも大きな変化がありました。

早い話ほとんどの列車(9時台以降全て)を線内折り返し(富貴~内海間)の運転にしたうえでワンマン運転を開始するという奴です。本数も毎時3本だったのが毎時2本に減ってしまいました。

いくら何でも大ナタ振るいすぎだろぉとは俺も思いますが、もともと知多新線は沿線の観光開発が上手くいかず、沿線も人口が少ない上高齢化も進み、モータリゼーションの影響もあり利用は激しく低迷。となると去年までは毎時3本も名古屋方面直通の列車があったのは、過剰サービスだと言えるぐらい恵まれすぎていたとも。

今や蒲郡線などとともに名鉄ファンの間でも存廃問題が上がるぐらいになってしまったんだとか。

 

そんな蒲郡線並みのお荷物ぶりが露呈してしまった今の知多新線にとって生命線ともいえるのが知多奥田駅最寄りの日福こと日本福祉大学美浜キャンパス。しかし日本福祉大学の主要学部(社会福祉大学)が太田川駅最寄りの東海キャンパスに移転する計画があります。将来的に名鉄が知多新線を廃線にする気があるなら、日福のキャンパス移転も一周回って名鉄にとってもメリットなんじゃないですかね。もちろん将来路線図から消えるのも寂しいですが…

 

なおこの路線は(早ければ)2024春クールに行く名鉄旅で訪問する予定です。腐っても「新線」ゆえに加算運賃があるからこの路線はフリーきっぷで行った方がいいな。