第44章 平成16年 新宿発夜行仕様の豪華バスで夢の国を再訪 | ごんたのつれづれ旅日記

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バスや鉄道を主体にした紀行を『のりもの風土記』として地域別、年代別にまとめ始めています。
話の脱線も多いのですが、乗り物の脱線・脱輪ではないので御容赦いただきまして、御一緒に紙上旅行に出かけませんか。

【主な乗り物:高速バス新宿-TDL線、JR京葉線】



「今まで、あなたにあちこち連れていって貰いましたけど」


T子がハンカチで鼻を押さえながら呟いた。


「ここからバスに乗ったことって、多いですよね?」

「確かに。津和野や名古屋、高遠もそうだったし」


僕とT子は、新宿駅南口のJR高速バスターミナルにいる。

後に東京随一のバスターミナルとなる「バスタ新宿」の前身だが、平成16年の今回の旅の当時は、新宿駅と明治通りに挟まれた高島屋タイムズスクエアの1階に設けられていて、コンクリートの壁や梁が剥き出しのまま、照明も薄暗く、穴蔵のようであった。

待合室とバス乗り場が厳密に分離していないので、匂いに敏感なT子が、以前にも排気ガス臭が苦手だと言っていたのを思い出し、別の行き方にすべきだったか、と臍を噛んだ。


平成13年に乗車した津和野行き「津和野エクスプレス」号と、平成15年に乗車した名古屋行き「中央ライナー」号は、T子の故郷である九州延岡に向かう途中で利用し、同じく平成15年に利用した高遠・伊那里行き「南アルプス」号は、僕の故郷である信州にT子を連れていくために乗ったので、旅の名目は立派なのだが、僕が未乗の高速バス路線をちゃっかり旅程に組み込んだのである。



当時、僕が付き合っていたT子は、僕の乗り物趣味を理解してくれる稀有な存在で、長時間の乗車でも愚痴をこぼさない忍耐強さがあり、調子に乗った僕は、遠路延岡への帰省でも、高速バスを乗り継ぐような独りよがりの計画を立てたものだった。

T子と付き合い始めた平成10年の前後は、全国的な高速バスの開業ラッシュと重なっていて、JRバス関東が東京駅八重洲口に次ぐ第2の拠点と位置づけて開設した新宿駅南口バスターミナルを起終点とする路線も、東北、北関東、信州、名古屋、関西、山陰、四国といった各方面に次々と登場していたので、利用する確率が高くなった。


そのような彼女が唯一漏らした不満が、新宿駅南口バスターミナルについてであったと記憶している。


それまでの旅に比べれば、平成16年の晩秋に出掛けた今回の旅は、T子向けである、と自負している。

僕らは、新宿発東京ディズニーランドに向かうバスを待っていたのである。


T子がTDLに行ってみたい、と言い出したのは、ディズニーのアニメ映画「アラジン」を自宅のDVDで鑑賞した時だったと思う。

魔法のランプから現れる魔人が「ジーニー」などと軽妙な名前を与えられ、まあよく喋るわ躍るわ、驚くほど陽気なキャラクターに変貌していたことに仰天したが、いつしか話の展開に惹き込まれて、観終わった時はとても幸せな気分に浸っていた。



TDLと言えば大変な混雑で、どのアトラクションも長時間並んで待つのが当たり前、という噂ばかりを耳にしていたので、僕もT子も敬遠していたのだが、久しぶりにディズニー映画に接すると、訪れてみたいという気持ちが昂じて来た。


「やっぱり、1度は行っておきたいですよね」

「今度の日曜日に行ってみようか」


と話がまとまると、さっそく「ディズニーランド攻略法」などと題した本を買い込んで熱心に読み始めたT子の姿に、これは万難を排して行かなければ、と思ったものだった。



当時、品川区大井町に住んでいた僕らが、日曜日の朝に早起きして、新宿駅南口まで出掛けて来たのは、僕の趣味が原因である。


昭和58年のTDLの開園と同時に、国鉄が、東京駅と上野駅から直通高速バスの運行を開始した。

僕は、「東京湾岸線」「上野湾岸線」と名づけられたこの2路線でTDLを往復したことがあるけれども、園内で遊んだ訳ではなく、純粋に高速バスに乗りたかっただけである。


TDLに行く観光客ばかりのバスに1人で乗り込むのは、なかなか勇気がいる行為であったし、TDLの門前で、中に入らず引き返した時は、後ろ髪を引かれる思いがしなかったと言えば嘘になる。

ディズニーのファンになってTDLへ遊びに行く行為も、高速バスが好きでTDL行きの路線に乗るのも、趣味として優劣はないだろう、と虚勢を張りながら、車中を過ごしたものだった。



ところが、平成3年に京葉線が東京駅まで開通すると利用客が減少し、4年後にどちらの路線も相次いで廃止された。

運賃にしても所要時間にしても、バスより鉄道の方が圧倒的に有利だったのでやむを得ないだろう、と自らを慰めるしかなかったのだが、国鉄バスの後継であるJRバス関東が、その5年後に妙な商売を始めた。

平成12年4月に、新宿駅南口とTDLの間で、高速バスの運行を始めたのである。


1日中運行されていた「東京湾岸線」や「上野湾岸線」と異なり、午前中は新宿発、夕方から夜にかけてはTDL発で運行されるダイヤで、その理由は、新宿を発着する夜行高速バスの車両を、江東区塩浜にある車庫と回送で行き来するついでに、客扱いをしてTDLに立ち寄らせたのである。

前述したように、新宿と名古屋、京都、大阪、神戸を結ぶ「ニュードリーム」号をはじめ、新宿駅南口を起終点とする夜行路線が数多く登場していたので、目の付けどころは悪くない。



しかも、首都圏各地からTDLを行き来する場合は、東京駅の他線のホームと400~500mも離れている京葉線地下ホームまで延々と歩かなければならず、新宿駅のホームから南口のバスターミナルに足を運んだ方が手っ取り早いのかもしれない。


大井町に住む僕らにしても、新木場駅から大井町駅を経て大崎駅を結び、埼京線に乗り入れる東京臨海鉄道が平成14年に開通したばかりだったので、大井町から新宿、渋谷、池袋などといった山手線の西側の繁華街に行きやすくなっていた。

東京臨海鉄道を反対方向に乗れば、新木場駅で京葉線と接続し、TDRへの近道であることは知っていたが、そちらは帰路で使うことにして、僕は、高速バス新宿-TDL線を初体験すべく、T子を新宿に連れて来たという次第である。



すっかり秋も深まって肌寒くなって来た頃合いであったが、この日は、晴天に恵まれた。

7時40分発の初便として薄暗い乗り場に姿を現したのは、「New DREAM」と車体に書かれた「ボルボ・アステローペ」で、スウェーデン製のシャシーに、後部2階建ての富士重工製の車体を換装したバスである。

改札を受けて車内に入れば、横3列席がずらりと並ぶ夜行仕様だった。


「うわあ、なんか、すごいバスですね」

「去年、延岡に行く途中で名古屋まで乗ったのと同じバスだよ」

「もっと狭いバスかと思ってましたから、びっくりです」


このバスが一夜を費やして走り込んで来たのが、名古屋からなのか、関西なのかは判然としないが、ひと通り客室は片づいているものの、空気が少しばかり澱んでいて、多数の乗客が長時間を過ごして来た残り香が感じられる。

夜行高速バスの回送を使い回すのだからやむを得ないし、そのおかげで、このように豪華なバスに乗れるのだから、文句を言っては罰が当たる。



座席は瞬く間に埋まり、全員が乗れたのかどうか心配になる程の盛況であり、改めてTDLの人気は凄いものだと感心した。


十数年前に東京駅から乗車したTDL行きのバスは、「ファンタジア」号と命名された2階建ての専用車両であったが、新宿発のバスも引けを取らない。

あの時は、周囲の座席が全てTDLで遊ぶ観光客で埋まっていたために、肩身が狭い思いをしたけれども、今回は、僕も胸を張って乗れる。


「君がディズニーランドに行きたいって言ってくれたおかげだね。ありがとう」

「可笑しいです」

「何が?」

「前にディズニーランド行きのバスに乗った時は、そのまま引き返しちゃったんですよね?」

「だって、1人でディズニーランドに入ったってしょうがないじゃん」

「なんか、勿体なくありません?」

「でも、バスに乗る方が面白かったからね」

「バスって、乗っているだけで面白いものなんですか?」

「うーん」



一概には言えないな、と言葉に詰まりながら、ふと、紀行作家宮脇俊三氏の「最長片道きっぷの旅」の一節を思い浮かべた。

宮脇氏が「星の王子さまみたいだ」と形容する格好の編集者と、車中で交わした会話である。


『「1日じゅう汽車に乗っているのは……」


と王子さまが言う。

突然だからぎょっとする。


「つまらないでしょう」

「いや、おもしろいです」

「……」

「山登りに似てます。山登りは歩いているときがおもしろいのです」


これは大議論に発展する可能性がある。


「それで?」

「それだけです」』


何とも竜頭蛇尾の遣り取りで、そこがまた絶妙なユーモアを醸し出しているのだが、乗り鉄を山登りに例えたのは秀逸であると思う。

高速バス新宿-TDL線に当てはめれば、山道を歩いているのが高速バスで、山頂がTDLと言うことになるだろうか。

普通の人々は、目標である山頂だけをひたすら目指し、途中の移動手段は余計でしかなく、可能ならば「どこでもドア」を使いたいくらいなのであろう。

でも、それで山頂に立つ達成感が味わえるのか。


だからと言って、僕のように、TDLに着いたらそのまま引き返してしまうのは極端であろうし、高速バスファンが、目的地に楽しみを抱かない人種ばかりではない。

僕としては、目的と過程の両方を楽しめる、得な性格と考えるようにしている。

時に、過程の比重が高くなって、目的地を疎かにしてしまう傾向があるのが玉に傷なのだが。



前述の一節がある章は、次のように書き出されている。


『旅と旅行はちがうという。

自己の心を友として異郷をさすらう「旅」は失われ、観光地や温泉場をセットにした「旅行」ばかりが横行するようになったと慨嘆される。

その通りだと思うが、そうすると私のやっているのは何だろう。

いつも1人だから「旅」のようではある。

1人旅という言葉はあるが1人旅行とは言わない。

団体旅行という言葉はあるが団体の旅などとは言わない。

しかし、鉄道一点張りのこんなのを「旅」と称するわけにもいかないだろう。

まあ、強いて分類しようとするから話が面倒になるのであって、好きなようにしていればいいのだろうが、いずれにせよ私のは1人旅型である。

孤独にひたろうというような心情は毛頭ないけれど、なにぶんにも汽車に乗るばかりが目的だから、「同行」の士はすくない』


僕のバス旅も1人の場合が少なくないから、宮脇氏と共通点があると思っているし、宮脇氏や僕の行為は「自己の心を共にして異郷をさすらう」旅そのものではないかと解釈している。

宮脇先生、卑下しすぎですよ、と言いたいのだが、その説に則れば、目的地への拘りがなく、好きな高速バスに乗るだけが目的だった前回のTDL往復は、まさに「旅」であって、TDLで遊ぶために彼女を連れて高速バスに乗っている今回は「旅行」である。


ところが、今回も、わざわざ遠回りの行程に高速バスを組み込み、悦に入っている部分だけを切り取れば、「旅行」の範疇に含まれないような気もする。

だからと言って「旅」とも言えないので、宮脇氏のように「好きなようにしていればいい」と突き放すしかない。

その意味で、今回の高速バス新宿-TDL線の体験は特殊であるが、とにかく、TDLで遊ぶ目的で乗っているのだから、王道には違いない。


発車時刻を迎えたバスが、ゆっくりと動き始めた。


線路と高島屋タイムズスクエアに挟まれた流出路の途中に、床を擦らないかと心配になるほどの急な下り坂に差しかかり、底まで降り切ると、今度は仰け反るように上っていく箇所がある。

乗っている分には、TDLの絶叫系アトラクションに劣らず面白いと思うのだが、運転手は大変だろうな、と思う。

何かの構造物をくぐっているのだろうが、どのような意味があるのか、何度通っても首を傾げてしまう。


明治通りに出てから首都高速4号線に乗るまで、バスがどのような経路を使ったのか、全く覚えていない。

副都心の高層ビル街を回って新宿ランプを入ったのか、それとも千駄ヶ谷に出て外苑ランプを使ったのか。

僕は、車窓よりも、T子が差し出したガイドブックを覗き込みながら、TDLでどのアトラクションを回ろうか、という話に熱中していた。



日曜日の朝の首都高速道路はすいていて、バスの走りは滑らかだった。

ビルの谷間ばかりを進む首都高速3号渋谷線や5号池袋線と異なり、4号新宿線は、外苑や赤坂の御所とホテル街など、潤いのある車窓が多い。


三宅坂JCTで首都高速都心環状線の内回りに合流し、霞が関、飯倉、そして芝公園と東京タワーを見遣りながら、バスは浜崎橋JCTで首都高速1号羽田線に分岐し、すぐ先の芝浦JCTからレインボーブリッジを渡り始めた。

左手に晴海埠頭と高層マンション群、右手にお台場を眺めながら、海の上を渡って行くのは実に爽快で、歓声を上げて視線を窓に釘づけにしているT子を見れば、過程だってこんなに面白いじゃないか、電車でさっさと行ってしまうなんて勿体ない、と嬉しくなる。

夜行用に造られた横3列独立シートの座り心地も良く、TDLに行く手段としてバスを選んで良かったと思う。


ただ、あまりに快適なのも考え物で、T子との会話が途切れると、早起きしたためなのか、うつらうつらと居眠りをしてしまう。

ただでさえ短い乗車時間が、更に縮小されてしまうのは、何だか勿体ない。



有明JCTで首都高速湾岸線に出て道路が広くなり、辰巳JCTで首都高速9号深川線が合流してくると、残りは「東京湾岸線」や「上野湾岸線」で走ったことのある道筋である。

荒川と旧江戸川を渡り、千葉県との境を越える手前から、TDLの敷地に立つ西洋の城のような「東京ディズニーランドホテル」が見え、嫌でも夢の国の気分が盛り上がる。


「あのホテル、1度は泊ってみたくない?」

「そうは思いますけど、メッチャ高いんじゃなかったですか?」

「確か、2人で諭吉さんが4~5枚飛んでいくんじゃなかったかな」

「勿体ないです。地方に住んでいるなら別ですけど、こうやって高速バスで簡単に来られるんですから、そのお金、別の事に使った方がお得じゃありません?」

「コアなディズニーファンなら、惜しくない金額なんだろうね」

「宝くじでも当たったんなら別ですけど」


バスは、平成13年に開園した東京ディズニーシーのバスターミナルに寄ってから、TDLに向かう。

あらかじめT子と話し合って、この日はあまり欲張らず、TDSは行かずにTDLだけを楽しむつもりである。



TDLの門前にある広場でバスを降りると、あっけらかんとした光景は10年前と変わっていなかったが、京葉線の電車が到着したのか、舞浜駅に通じる通路から大勢の人が押し寄せて来るところだった。

時刻表通りに走ったのかどうか、はっきり覚えていないが、新宿からTDLまで約28km、所要50分である。


「案外早かったですね」

「1時間かからなかったか」

「東京駅で歩くよりマシですよね」

「帰りもこっちに乗る?」

「電車だとどれくらい掛かるんです?」

「新木場で乗り換えて大井町まで30分くらいかな」

「じゃあ、電車の方が嬉しいです」

「メチャ混みだろうけどね」

「新宿から大井町への電車も同じですよね」

「確かに」


僕らは事前に購入していたパスポートを駆使して、午前9時の開園から午後10時までの閉園まで、丸1日をTDLで過ごした。

休日であるから、「スプラッシュ・マウンテン」や「ビッグサンダー・マウンテン」、「スペース・マウンテン」のように、あまりの長蛇の列に諦めたアトラクションも少なくなかったが、「イッツ・ア・スモールワールド」のように、待ち時間が少なくても、これこそディズニーの世界観ではないか、と感服したアトラクションもあった。


「イッツ・ア・スモールワールド」は、世界各国の民族衣装を着た人形たちが「小さな世界」をそれぞれの母国語で歌う水路を、ボートに乗って進むだけのアトラクションである。

大して期待せず、休憩代わりに入ったのだが、「世界は1つ」という一体感を感じて、心が打ち震えるほど感動した。



「小さな世界」の作詞はウォルト・ディズニーで、若谷和子氏が日本語を当てている。

ディズニーというおじさんは、このような夢を脳裏に思い描いていたのか、と思う。


世界中どこだって 笑いあり涙あり

みんなそれぞれ助け合う

小さな世界

世界はせまい 世界は同じ

世界はまるい ただひとつ

 

世界中誰だって 微笑みあえば仲良しさ

みんな輪になり手をつなごう

小さな世界

世界はせまい 世界は同じ

世界はまるい ただひとつ

 

限りない空と海 星影のうつくしさ

それは一人語りかける

小さな世界

世界はせまい 世界は同じ

世界はまるい ただひとつ

 

隔たりを取り除き 友情の橋をかけ

手と手をつなぎつくろう

小さな世界

世界はせまい 世界は同じ

世界はまるい ただひとつ

 

世界中誰でもが 自由を求める

その叫びがこだまする

小さな世界

世界はせまい 世界は同じ

世界はまるい ただひとつ


口ずさむだけで、ほのぼのと胸が暖かくなる。

このような歌を歌えるのだから、人間だって捨てたもんじゃない、と思った。



締めのエレクトリカル・パレードを見終わって、夜更けにも関わらず混雑している舞浜駅から京葉線に乗り、新木場駅で東京臨海鉄道に乗り換える頃は、くたくたに疲れていたけれども、上気した顔で余韻に浸っているT子を見て、来て良かった、と思った。


長いこと、心の奥底に溜まっていたわだかまりが晴れたような気分になっている自分に気づいて、この心境はどうしたことか、と少しばかりうろたえた。

いくら強がってみせても、平成3年に「東京湾岸線」と「上野湾岸線」に乗車しながら、肝心のTDLに足を踏み入れなかったことを、知らず知らず負い目に感じていたのだろう。

TDLの初体験にいざなってくれた高速バス新宿-TDL線のおかげで、それがすっきりと解決したことに気づいて、思わず苦笑いが浮かんだ。



その後、TDLに直通する路線バスは急激に増加した。


全国各地からの長距離高速バスがTDLに乗り入れるようになり、首都圏でも、池袋駅・武蔵浦和駅・浦和駅、新宿駅、秋葉原駅、東京駅、東京スカイツリータウン・錦糸町駅、亀有駅、小岩駅、新小岩駅、蒲田駅・川崎駅、調布駅、吉祥寺駅、二子玉川駅、町田バスセンター、羽田空港、横浜駅、たまプラーザ駅、武蔵小杉駅、町田バスセンター・相模大野駅、成田空港、浦安駅、大宮駅・川越駅に路線が伸びている。

本数が大幅に減っているものの、1度消えたはずの東京駅-TDL間も、いつの間にか京成バスと東京ベイシティ交通バスが復活させていたのは驚きだったが、喜ばしいことである。

やはり、東京駅での京葉線乗り換えの煩雑さが一因であろうか。


首都圏の他の遊園地であるサンリオ・ピューロランドやよみうりランド、東京ドームシティ、浅草花屋敷などに直通高速バスが乗り入れていないことから、TDLの圧倒的な存在感が窺えるというものである。


環状8号線の首都高速羽田ランプの近くで、TDLから蒲田駅を経由して川崎駅に向かうバスを見掛けたことがあり、そのような路線まで登場したのか、と目を見張った。

T子とは、TDLを再訪しないまま数年後に別れ、その後に結婚した妻と訪れた時は自家用車を使ったので、TDLにバスで行く機会は得られていない。


 


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