というわけで最近の名古屋市の地下鉄がコロナ減便しすぎ問題、案の定以上に俺も含めて名古屋市民や鉄道ファンからは不満たらたらなようで…ここでグダグダと名古屋市交通局を批判すると確実に自分以外誰も見ないであろうアメ限送りにしなきゃいけないので、ここは一つだけ…

名古屋市交通局は説明下手だと言わざる負えない

何が問題かって、名古屋市が地下鉄を減便するときの常套句であるフレーズが「コロナで離れてしまった客足が戻らない」という奴ですが、このフレーズは俺的には控えめに言ってイマイチしっくりこないんですよね…なぜなら…言い換えれば「市民が地下鉄を使ってないのが悪い」というニュアンスにどうしても取れてしまうから。そもそも鶴舞線が減便されたのは今年の3月ですが、既に国がコロナの扱いを5類に格下げして1年近くたつもので。もうコロナで利用客が減ったからという曖昧な理由を頑なに強調してまで減便を強行するのは時代遅れだと言わざる負えないんですよね。(西鉄や西武新宿線などは客足が十分戻ったと言って増発(復便)しているし尚更…) せめて理由をつけるにしても交通局内の人手不足だとか市バスの赤字が地下鉄も苦しめているとか総合的なものがあるだろうに…どうも交通局は利用者に不利益を被ってもらうことに関しては理解を得ようとするのが下手だと思うんですよね。

 

一般記事なのに十分交通局批判になって申し訳ないですが、とりあえず名城線・名港線が例の「コロナで離れてしまった客足が戻らない」的な例の理由をつけて日中12分間隔にならないことを祈るばかりです。もし恐れていた通りになったら地下鉄界の問題児で有名な神戸の海岸線・大阪の今里筋線以下になるという最悪の事態に…(地下鉄たるもの、どんな大赤字垂れ流し路線でも日中10分ごとは確保している)

 

一方で福岡市交通局は博多延伸でアゲアゲの七隈線を大増発した模様で…(空港・箱崎線もコロナ禍でも減便なしだったと思う) そっちは市バス持ってなかったから(福岡市内は西鉄バス天下)赤字もまだマシだとかいろいろあると思うけど、このままでは本当の意味で「三大都市圏は東京・大阪・福岡」だという風潮が加速するぞ…