奥羽本線全駅間歩き2(米沢-山形) その6・昭和の街並みが残る高畠市街地 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その5からの続き

 

高畠駅跡(14:25発)

 

 

まぼろば緑道を経て、山形交通高畠線の高畠駅跡に着きました。

 

高畠駅のホームには高畠線を走っていた列車が保存されています。

 

こちらの列車はモハ1。

廃止ローカル線はディーゼルカーと相場が決まってる…と思いきや、電車です。

そう、高畠線は全線電化されていたのです。

 

緑道は架線柱が完全に取り払われているので、

ここまでそんな雰囲気が全くありませんでしたが。

 

 

 

車内には入れませんでしたが、外から見る限り状態は良さそう。

定期的にメンテナンスしてそうな雰囲気。

 

 

 

ホームの西側にはED1 凸型電気機関車。

その後ろには高畠線を走っていた貨車も保存されています。

 

 

 

高畠駅跡は公園として整備されていますが、わりと広め。

その一角にはやはり石積みの建物。

これは変電所だった建物…のはず。

 

近くのベンチに腰を下ろして少し休憩しましたが、

そんな時に限って雲が出てきて、強い風が吹き始めて…寒かった。

 

 

 

高畠駅前から続く駅前通りを眺めるとこんな感じ。

駅前は静かな住宅地でしたが、

かつては賑やかな駅前通りだった面影は残っています。

 

 

 

この駅前通りを道なりに進むと、まもなく懐かしい街並みに。

懐かしい街並みにちなんで「昭和縁結び通り商店街」という名称が。

 

 

 

ちなみに、商店街は競歩大会の公式コースに組み込まれているとのこと。

この競歩大会は国際大会の選考レースにもなっているみたいですよ。

 

競歩といっても世界レベルになると一般ランナーよりも速いので、

競「歩」だからとバカにできません。

ただ、競技人口はあまり多くないようで、

高校時代に競歩をしていたサークルの後輩が

県大会レベルなら簡単に出られるって話していた記憶が。

 

まぁ、マラソン大会の数と

距離系ウォーキング大会の数を比べればわかる…か。

 

 

 

そこから少し進むと…映画館。

ここは昔ながらのスタイルでミニシアターをやっているそうです。

 

 

 

県道1号との合流点。

このあたりが高畠市街地の中心かな?

 

 

 

いい加減赤湯駅へ向かわないといけないので、

県道1号を北へ進み、屋代川を渡りました。

 

 

 

国道113号に合流して、線路へ戻るべく北西へ。

 

なんだかんだ3km以上線路と反対方向に進んでしまっているので、

奥羽本線の線路まで戻るのに結構時間かかりそう。

 

 

 

まだこのあたりは高畠市街地の外れという感じ。

観光地や公共施設の案内板も立ってた。

 

 

 

空が晴れてきた。

もう雨を降らすような雲は流れてこないかな?

 

今日は時々分厚い雲がやってくるから、なかなか雨装備を解除できない。

 

 

 

水田に藁塚が立ってた。

国道をずっと歩くのも単調なので、ちょっと寄り道するかな…。

 

 

 

地図見ながら脇道入ると、あっという間にこんな感じ。

この道、ちゃんと先に繋がっているよね??

 

 

その7へ続く

 

 

高畠市街地周辺のGPSログ(1/26,000)です。

 

ログ線がぐちゃぐちゃしているあたりが高畠線の高畠駅跡です。