3月1日に「3月になったけれど…」と題した投稿で、「3月になったものの、まだまだ肌寒くて・・・」と記載していました。間もなく4月を迎えようとしていますが、春分の日を過ぎてからも降雪がある程の低気温と天候不順が続いており、塗装絡みの加工を伴う「JR東海の113系1000番台の3両編成(静岡地区のC編成)」の作業が中断したままになっています。

 

ところで、前述記事「3月になったけれど…」(→こちら)で、C編成の先頭部でダミーカプラーを連結可能なものに変更したいこと、スカートも必然的に床板装着タイプに変更せねばならないこと述べていました。共に灰色のパーツが必要であり、KATO製ASSYパーツから探し出して入手することが出来ました。

灰色スカートが「115系300番台・中国地域色用スカート」(品番Z04K7566),灰色カプラーが「521系2次車前面用カプラーセット」(品番101395C3)です。

 

111系0番台4両セット(品番10-895)のクハ111の前面カプラーで取付位置を確認してみました。

 

奥側の列が、上記クハ111を分解してスカートと前面カプラーを取り外した状態です。手前の列が今回入手の灰色スカートと灰色前面カプララーとC編成のクハ111-2000番台用に加工中の灰色床板を並べた状態です。両者を比べてみると、スカートの取付爪の形状・位置は同じですが、カプラーの取付爪は位置が全く異なっていることが判りました。

 

黒色カプラーの取付爪は両サイドにありますが、灰色カプラーの取付爪は内側にあります。従来の加工方法(→こちら)では、取付爪を切断・撤去したベース部分を床板に接着していましたが、521系用の灰色カプラーでは、床板に取付穴を開けることで取付爪を活かして着脱可能な形で装着できそうです。単に色違いと思っていたボディマウントカプラーですが、危うく従来からの加工方法で取付爪を無意識に切断してしまうところでした。今回は入手パーツの確認に留め、床板加工は後日改めて行うことにします。

 

【関連記事】

3月になったけれど…

KATO 113系旧製品の先頭車を現行製品とも連結したい(2)