ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

地図子、矢田川を歩く

みなさんこんばんは、地図子です。
季節の変わり目いかがお過ごしでしょうか。
地図子は花粉症ですが、確実に春の陽気も感じています!

 

ここまで矢田川に合流する香流川矢田川に流れ込む瀬戸川を歩いたので・・・
今回はついに矢田川を歩きます。
ちなみにこちらの川ですが、「やだがわ」と読みます。やだやだ!

 

赤津川と瀬戸川の合流地点から庄内川への合流地点までの約16kmをご紹介します。
そして矢田川は名古屋近辺で歩いた川の中で、一番川辺の雰囲気が好きです。
お散歩にもってこいなその雰囲気をブログで味わっていただければと思います。
れっつごー!

 

 

 

 

 

 

 

 

残された河原を楽しむ

 

さて、矢田川を歩くは、瀬戸川を歩くのゴール地点(A地点)からスタートです。
歩き始めると、川の隣は工事していて散歩できなさそう・・・
かと思いきや意外や意外、右岸に小径が確保されて歩けるようになっていました。

 

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何回か工事をしていてもう歩けない・・・
と思ったのですが、意外と小径は続いています。

 

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東京の川では河原を散歩している人も多いのですが、名古屋では滅多に見かけません。
ですが、今回矢田川の河原では本を読んでいる少年を発見しました。
これぞ河原の正しい使い方なのではないかと思います。

 

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名古屋市を抜けて尾張旭市の中を通りながら、矢田川は流れていきます。
途中で川幅が広くなり、芝生の面積も広がりました。
この日は暖かったので、せっかくなので芝生に少し寝転んでみました。

 

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名古屋名物、アニマルライド群生団地現る!

 

さて、矢田川河川敷グラウンド(B地点)の先で、飛び石を発見です!
飛び石は見つけたら渡らねばならないという使命感。
飛び石を渡って、左岸の堤防からの景色を眺めたところ・・・

 

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奥にカラフルな物体が見えますでしょうか?
これはもしかしてのもしかして、ということで堤防から降りてみると・・・

 

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アニマルライド群生団地でした!
地図子は一般社団法人狂気ぶた保護協会に外部広報として参画しています。
実は名古屋は、野良井戸ポンプよりも狂気ぶたの方が見かける確率が高い!
路地は少ないのですが、公園は昭和のまま残されている場所が多いからでしょうか。
こちらのアニマルライドたちも永らく保護されたままでいてほしいものです。

 

↓狂気ぶたの説明はこちらから

hiyokomagazine.hatenablog.com

 

狂気ぶたを堪能した後は、香流川が合流する矢田川デルタに再度出てきました。
ここからは香流川の歩くの続きを探検していきます。

 

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ピンチをチャンスに変える!

 

矢田川はこの後怒涛の公共交通機関ゾーンを迎えます。
まず矢田川を越えていくのは、ゆとりーとライン
実はゆとりーとラインは途中まで線路を走っていくバスなのです。
初めて乗ったとき、エレベーターの先に改札があると構えていたらバスで驚きました。

 

心が綺麗な方は、真ん中にバスが見えるはず・・・

 

その他に名鉄瀬戸線とJR線も矢田川を越えていきます。
裏を返すと、これらの公共交通機関からは矢田川が見えるということですね!
実は名鉄小牧線矢田川を越えるのですが、地下を走っているので見えず。

 

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実は矢田川、名古屋の川の序盤に登場していたのを覚えていますでしょうか?
そうです、堀川矢田川を越えて、庄内川から取水していました。
久しぶりに堀川と矢田川が交わる地点も通過します。

 

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さて、ここで川歩き特有のハプニングが・・・
地図子のスマホの電池残量がいよいよ5%を切ってきました。
このままだとギリギリ矢田川を歩ききれないかもしれない・・・

 

そう思っていたときに奇跡的にコメダ珈琲を発見!
人混みもなく、電源もあって、名古屋はなんと良心的なのでしょう。
日もそろそろ落ちそうなので、急いで自分とスマホの充電を行います。

 

コメダ珈琲を後にして、夕焼けの中ついに矢田川庄内川の間の堤防に到達しました!
荒川や山崎川のときのように、川と川の間はドンツキになるのでは・・・?
と思ったのですが、矢田川にはなんと簡易的な橋がいくつも架かっています。
必要なときに助けは差し伸べられそうなので、このまま川の間を移動します。

 

左が矢田川、右が庄内川です。

 

看板を見ると、矢田川は後2kmとのこと。
このままスマホの電池と太陽が持ってくれることを祈って早歩きです。

 

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橋を渡れないかと思ったけど、下道が通れそうでセーフ。

 

矢田川は残り1kmですが、日はそろそろ落ちます。
川と川の間にはさすがに電灯はないので、暗くなると何も見えなさそうです。
早歩きのペースをさらに速めます。

 

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そしてついに!
矢田川0km地点に到着しました!!
日は落ちていてスマホのカメラに映るか怪しくなっているのですが、少し散策します。

 

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矢田川庄内川に合流する庄内川デルタに行こうとしたのですが・・・
暗くなりつつある中、大量の白鷺たちに占拠されていたため断念しました。
それでも矢田川庄内川に合流するところを見れて良かったです。

 

後は川を越えて、人のぬくもりがある場所に戻るだけ・・・!

 

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矢田川庄内川の間はゴルフコースに使われているようで、こんな橋がありました。
この橋がないと、真っ暗闇の中引き返さないといけなかったので感謝です。
おかげで帰り道がだいぶ短縮されました。

 

 

 

今回の矢田川を歩く、はここまでになります。
矢田川はほとんど芝生の河原が広がっていて、川沿いを歩きやすいです。
名古屋近辺で川歩きをするとしたら、とてもオススメな川です。

 

そして今回矢田川庄内川に合流しましたが・・・
では、庄内川は一体どこから流れてきているのでしょう?(フラグ)
そんな感じで次回作にも乞うご期待・・・!

 

みなさんも矢田川の河原で本を読んでみては?♡♡

 

 

 

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