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京葉線の通勤快速を記録(2022年)

今回のダイヤ改正で、京葉線の快速列車が日中のみの運行となった。これに伴い、朝晩に2本ずつあった通勤快速が運行終了となった。京葉線の通勤快速は、京葉線内は八丁堀と新木場のみ停車し、内房線の君津(昔は上総湊)や外房線の勝浦、東金線の成東まで直通運転していた。完全な遠近分離仕様で、房総半島のエリアから都内への通勤用に設定された種別だった。

誕生時こそ朝4本と夕方2本であったが、いつの間にか朝の2本が削減された。そして各線から通勤快速が消えていく中、ついに2024年に姿を消すこととなった。この改正はニュースで連日取り上げられるほど波紋を呼び、ネット界隈でも議論が巻き起こっていた。房総地区の「通勤が大変になる」といったクレームと、JRの「京葉線内の乗車機会増加など・・」といったメリットの説明は噛み合ってないなあとは思うが、私自身は野球を観に新木場〜海浜幕張間を使う以外は特に利用しないので、ダイヤ改正の是非について意見するのは控えておく。

さて2022年10月18日、特に発表されていたわけではないが、通勤快速がなくなる気配がしたので、その記録をしてきた。朝の東京行きよりも、行き先に珍しさのある下りの方が良いだろうと思って、夕方の東京駅から新木場駅まで乗車してきた。ちなみに、過去に通勤快速に乗車したことがあるのは一度のみ。ムーンライトながらで上京した後、大網まで行ってから乗車してきた。15年以上前のことである。

1年半以上前の記録で恐縮だが、淡々と掲載していく。

東京駅には18時ごろに到着。上から三段目には通勤快速の表示がある。この表示、各駅停車と通勤快速と快速が混在しているが、パッと見てその違いに気づくだろうか。フルカラーLCDを使いながら、細かい文字をよく見ないと情報が読み取れないようになっていて、JR東日本の乗客はかなり試されていると思う。

ホーム上の案内。18:15発は勝浦行きと成東行きが連結しており、行き先を交互表示している。

ホーム上の時刻表。真ん中らへんで緑色になっているのが通勤快速。ダイヤ改正後はここら辺の時間帯が、赤=特急、黒=京葉線、橙=武蔵野線とシンプルになる。

折り返しの通勤快速となるE233系が入線してきた。

前面の行き先表示。2つの行き先が両方表示されている。上に表示されている行き先が、その編成の行き先だと思われる(最後尾の表示は「勝浦」が上になっている?)。

側面は、その編成の行き先のみが表示される仕組み。通勤快速の表示は、京葉線のカラーとは微妙に違う、ピンクっぽい色。通勤快速の色って路線によっては紫系になったりする気がするが、どのように選ばれているのだろう。

車内LCDもしっかりと撮影。

上段が蘇我までの京葉線、下段がその直通先。京葉線内をほとんど通過するような停車駅案内も見られなくなる(※少なくともE233系では)。勝浦までは101分のロングランで、東京駅から乗り通す乗客はどのぐらいいるのだろうか。

両編成は誉田駅で切り離しなので、このような表示も用意されている。

路線図および停車駅案内の混じった表示。これも通勤快速の線が無くなり、勝浦まで表示されることもなくなるので寂しくなるんだろうな・・(なお、幕張豊砂駅の開業前に撮影したので、新習志野の次が海浜幕張となっている)

短区間となるが、乗車した通勤快速を新木場駅で下車。新木場からそこそこの人を乗せて、蘇我駅へ出発していった。

(おまけ)

東京駅のコンコースには、年代物のような路線案内図が掲載されていた。これ、幕張豊砂が開業した後はどうなったんだろう。

そして、東京駅のホームに降り立った時、ちょうど「わかしお」が発車していくところだった。

50周年デザインのラッピングが施されていた。この青いラインはアクセントになっていて、昔のヘッドマークを組み合わせた絵と共に良いデザインだと思う。

特急の向かいには、「快速君津行き」が停車していた。ダイヤ改正後の日中に残る快速は内房線には直通しないので、こういった列車も今回で見納めである。

話変わって、新木場からは埼京線に直通する通勤快速に乗車。こちらはまだ本数もあり、まだまだ健在。

(おしまい)

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