飯田線の旅は、2扉クロスシートの電車が良いですね。
趣味的な面白さはかつての旧型国電の方が上ですが、快適性は転換クロスシートの213系が上回ります。
527M
クハ212+クモハ213-5001[海カキ]
中部天竜発車時点で車内は我が家族の貸切、そんな秘境区間でも527Mはワンマン運転ではありません。
東海道新幹線を擁するJR東海ならではですね。
JR北海道なら、秘境区間の駅は軒並み廃止されるでしょう。
小和田は今上天皇が皇太子時代のご成婚で一躍有名になり、飯田線秘境駅では随一の知名度と思います。
出発前の計画では小和田で下車して、次の電車が来るまで滞在する予定でしたが、豊橋着の時点でかなり寒く、山間部は更なる寒さが予想され「娘に風邪はひかせられない」…
車内からの見学に切り替え、停車時間の長い駅のみホームに降りることにしました。
小和田
樹木が鬱蒼と茂り、1992年の※データでは一日の平均乗降人員は18人。
日々18人の乗降があるとは思えず、乗務員が把握する一日の下車数を365で割ると、ほぼ秘境駅巡りのお客さんでしょう。
秘境駅は心細くなる時もありますが、「車内からの森林浴」は格別です。
画像全て2024.3.9
~その4へつづく~
※JR・私鉄全線各駅停車5 東海道570駅(小学館 1992)を参照しました。